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「金持ってる人なら買う」という幻想

「起業したい!」「プロモーターになりたい!」

ぼくは、プロモーターとして独立するためのサポートもおこなってるんですが、ありがたいことに「お願いします!」と声をかけてくれる人がまぁまぁいらっしゃいます。

今の時代、石を投げれば起業コンサルタントを名乗る人に当たります。ですが、そんな中からぼくが選んでもらえるのは、本当にありがたいことですね!ぼく自身「出来る限りの人をサポートしたい」と考える傾向にありますから、冥利に尽きるといった感じです。

なんですが、このように起業して人生を歩みたい!と思ってる方たちをサポートしていると、本当によくいただく質問があります。

それは、「お金を持ってる人と出会うにはどうすればいいんですか?」というものです。

もちろん全員が全員、このような質問をするというわけではありません。ですが、結論を言ってしまうと、「お金を持ってる人と出会うにはどうすればいい?」という質問をする人としない人だと、成果をあげる速度や数字がまったく違う傾向にあるんです。

そうです。圧倒的にその質問をしない人の方が、すぐ成果をだしてくる傾向にあるんですね。

おそらくこういった質問をしてくる人の心境は、「高額商品を売りたいけど、そんな額を払ってくれる人なんていない。だから、お金もってる人に売らないと、そもそも買ってもらえない。」だと思います。

ですが、そもそもとして、その考え方自体が間違っています。

なぜなら、「お金がある人と出会うにはどうすればいいですかね?」という質問の中には、お金があれば買ってくれるだろうという甘い憶測が入っているからです。

もちろん、商品への欲求を高めることや、セールスプレゼンを練っていることは大前提です。

ですが、いくらお金を持っている人であっても、いるものは買いますし、いらないものなら何があっても買わないものなんですよね。どれだけプレゼンをしても、いらないものはいらないんです。「まぁ、かわいそうだし買ってあげようか」なんてことは起こりません。

それに、一見お金がなさそうな人であっても、軽自動車にのる余裕があったり、毎晩晩酌する余裕があったりするものです。

もちろん何を売るかによるんですが、商品のプレゼンとあわせて、行動意識・投資意識の教育も行っていけば、「あぁ、動かないといけないよなぁ」という選択の余地は抱いてくれるようになります。

そこからはその人の判断に委ねることになるんですが、商品に対する欲求と購買意欲に関しては、経済力に左右されることはほとんどありません。

ちょっと極論になるんですが、年収300万円層にブガッティ(億をこえる車メーカー)を売るのも全力でやるべきなんです。なぜなら、その人が買えなくても、その人の周りの人が買えるかもしれないからです。

まぁ勢いで書いていてなんなんですが、ブガッティは購入前審査があるんで自分の意思だけでどーこーならない所はあります。ですがこれは、さっきも言ったんですが極論です。

なので、商品・サービスがなかなか売れずに「お金もってる人と出会いたい」と思っているのなら、その幻想は今すぐ捨てて投資意欲・行動意欲を伝えることに専念することをオススメします。

田辺輝恭


ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。