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す、住み分け?

「住み分けってされてますか?」

先日、とある方からこのような質問を受けました。

というのも、どうやらこの方はこれから情報発信に力を入れていきたいそうなんですね。なので、ブログ・メルマガ・SNS・動画などといろんなことにチャレンジするというのです。

そんななか思い浮かんだのが「住み分け」という概念。要は、ブログとかメルマガを使って情報発信するのはいいけど、それぞれどんな情報を発信するのが適しているのか?ということにつまずいていたんですね。

で、ぼくはその話を聞いて「しょうもないな」と思いました。

1コンテンツ・マルチユース


* ブログでは自分の思いを語る
* メルマガではお得情報を発信する
* 動画では社内の裏舞台を公開する

おそらくこの方は、こんな感じのことを想像していたんだと思います。それにネットで検索してみると、確かに「住み分け」を推奨している記事も、それなりに見受けられました。

でも、ハッキリ言うとこんなの意味がないんですね。
というのも、そもそも情報を媒体ごとに住み分けさせても、この忙しいご時世に全てを追いかけてくれる人物は皆無に等しいです。それに、なによりも作成に時間がかかるばかりで、その分の見返りが少なすぎです。ひとりで事業をしている人にとっては、より大打撃となりますよね。

なので、情報発信するときの心構えとしては「1コンテンツ・マルチユース」が正解になってくるんです。
* ブログで書いたことを、メルマガでも発信する。
* ブログに書いたことを、動画でも発信する。
* ブログに書いたことを、SNSでも発信する。

要は、こういうことです。
こんな話をすると、よく「ファンの方に失礼です。うちはコアなファンだけに向けて情報発信してるんで、いろんな側面を見せていきたいんです。なので住み分けして発信した方がいいと思います。」という声をいただきます。
確かに、どうしてもそうしたいのであれば、やっていけばいいんですね。結果として双方とも満足するのであれば、いろんな媒体に情報を住み分けさせればいいと思います。ですが、関係性を築きつつ、かつ利益も伸ばしていきたいのであれば、この考えは見直すべきです。

なぜなら、人はそれぞれ情報を受け取りやすいモダリティが違うからです。
* 文字情報で受け取りやすい人
* 音声情報で受け取りやすい人
* ビデオ情報で受け取りやすい人

どれが一番しっくりくるのかというのは、個人差がかなりデカイんです。なので、人に優しい情報発信を心がけているのであれば、結果的に1コンテンツ・マルチユースをした方が、相手にも伝わりやすくなるんですね。

それにもちろん、こちらの負担も劇的に少なくなります。
なので住み分けを意識することはヤメにして、1コンテンツ・マルチユースを目指してみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました!

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ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。