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ちょっと残念な広告屋さんに出会いました

最近、立て続けにいろんな広告代理店の方とお話をする機会がありました。

というのも、ぼくがクライアントのセールスプロモーション組んで、それを広告に絡めるために話をすることが多かったんですね。

ぼく自身もweb広告の設定をしようと思ったらできます。なんですが、最近のweb広告は設定方法もかなり豊富になっているんで、やっぱりプロの方から話を聞いた方が「おお、こんな設定方法があったんか!」となることが多いんです。

なので、広告の設定に関しては、ぼくは基本的に広告代理店を頼りにさせていただいてます。

なんですが、その広告代理店。結論から言っちゃいますと、適当にやってるところが多すぎなんですね。

もちろん、連絡がこないとか、なんの提案もしてこないとか、サボってばっかりといった適当さじゃありません。そうじゃなくて、マーケティング知識が浅いゆえの適当さが目立つんです。

例えば、先月ぼくは、とある企業のプロモーションとしてセールスビデオを作りました。ビデオがメインなんで、そのページにはテキストはそんなになく、動画を見てもらって購入ボタンをクリックしてもらうといった、いたってシンプルなページを作成したんですね。

で、そのページへ誘導するための方法を広告代理店と打ち合わせしてたんですが、、、、その時に言われたのが「ページのリンク先が動画なんで、入り口は動画のバナー広告にするべきです。」だったんです。

つまり、動画を見てもらいたいなら、入口も動画にしないといけない。静止画のバナーやテキスト広告からリンクした先が動画だったら、見てる人も頭が混乱してCTRが下がるというんです。

いやいやいや、、んなワケないわい!

動画だろうが、静止画だろうが、ぶっちゃけるとそんなの関係ありません。そうじゃなくて、広告において一番大事なのは、見てる人の頭の中をシッカリと把握してるかどうかなんです。

例えば、主婦向けの節約術の本を売りたいとします。となれば、広告の訴求としては「節約をしたい主婦はどんな悩みを抱えているだろうか?」という部分から広告メッセージを作っていきます。なので

いつも気がついたら手元にお金がない

浪費を避けて財布の紐はかたくしているつもり

実はもっと日常生活の節約ポイントはたくさんある

例えば〇〇とか〇〇とか

手元にお金を残せるかどうかは、どれだけ知識を持ってるかの違い

節約術の本の購入はコチラ

ざっと考えただけなんで、もっと他の訴求方法もあるかもしれませんが、おそらくこんな感じになるでしょう。

つまり、読んでる人の頭がメッセージに納得してくれて、最後まで付いてきてくれるんであれば、動画だろうがテキストだろうが関係ないんですね。

なので「いつも気がついたら手元にお金がない」という部分がテキスト広告で、「浪費を避けて〜本の購入はコチラ」の部分が全て動画だったとしても、メッセージにズレや狂いがなければ全く問題ないんです。

ですが、広告代理店の方たちは、広告の設定方法に関してはかなりの知識を持っています。

なので動画バナーの設定をすることができることも知ってるし、それに合わせてデモグラフィックや地域設定、インプレッション設定やターゲット層ごとにどの媒体に広告を出せばいいか?というのをよく把握しています。

確かにそういった知識も大事です。ですが、それだけでマーケティングとしては十分か?というと完全にNOなんですね。

なので、広告代理店の方とお話をするときは、『訴求のメッセージの流れ』という概念をしっかりと把握しているか?という視点を持って、打ち合わせを重ねていくと、いい結果が生まれると思います。

田辺輝恭


ReveDunJourプロジェクトは"夢”に特化し、子どもたち若者たちへ夢の持ち方・叶え方を発信しています。世界で夢を叶えてきた達成者たちが在籍。彼らから知恵と考え方を絞り取ることを是非としています。大和の心で我が儘に。