「グローバル婚活」?「恋愛亡命」?

昨日ツイッターでトレンドになっていた「若者が恋愛をしない」データで大臣が懸念とやらがまだトレンドになっていて、日本はそんなことをテーマにしてる場合なのか?と遠い目になる。

昨日、SNSアプリで知っていた人が動画をあげてて、実は結婚してウズベキスタンに住んでいる女性だったと知った。

北欧にいる人はいるし、他の人の中にも、スイス、カナダ、ユタ州、イギリス、スペイン、ドイツ、フランス、いろいろなところで結婚して暮らしている人がいて、今は普通にそういう人たちとリアルタイムでおしゃべりできる。

そうだった、どうしても恋愛と結婚をしたうえで子供がほしいという女性なら、なにもあえて日本人の異性に限って範囲にすることはない。

グローバル婚活?をしている人はいるし。一昔前は人をあおることが大好きなアエラが「恋愛亡命」とかいう記事を載せていたっけ。
なんだか適切なタイトルじゃないと言うか、もうそういう発想じたいが古い。今はまだ、ごたごたしていても、これから国際社会は、未来に行くほど、どんどん、就職や就業や、結婚や住むことで、国を移るハードルは少なくなっていく一方だろう。
わざわざ「亡命」なんて「国を移動する」ニュアンスでとらえなくても、県を移動する気楽さで、就業や恋愛の範囲を広げる時代が気がついたらきているかも。

範囲は広くもっていたほうがいい。
違う大変さはあるだろうが、どこで関係を持ってどこで生きようとそれは同じだ。

語学や知性や異国で暮らすもろもろの頑張りはいるが、それも楽しんでしまえる強い精神が欲しい。

男性はというと、ほとんどの男性がこの問題に「カネがないこと」を理由に上げている。それでなのか、男性のそのアプリユーザーの場合は東南アジアで現地の女性と暮らしてるという人がいたが、女性と結婚して子供がほしいが、日本では金が足りないという人には、そういう可能性が広がっているということで。

そう考えると未来も楽しいし、何ら問題ないと思うな。

優秀な女子が海外流出していくことなんか、大臣らなんか、ずっと前からなんも問題にしてないし、そんなことはいいんだろう。だからオッケー。

(しかし付け加えると、
世界各国でその国の夫を持ち、暮らす女性たちのブログや動画をたくさん見ているけど、どの国の旦那もごく普通に日々家事育児してるし妻や子供とちゃんとディベートするし、妻に感謝する。
一方、日本人カップルや夫婦があげている動画を見ると、女が料理してるそばで男は寝転んでゲームしてる。
世界的に見て、少なくとも先進国の中では、日本人男は異常で少数派だと自覚くらいはしたほうがいい。
こんなに家事育児しなくて、前の記事にも次の記事にも書いたけど「俺達がこんななのは女の育て方が悪いからだ。女のせいだ」
「女がジャニーズに夢中だから少子化した。女が悪い」
少子化やなんやらなにもかも女のせいと責任おっかぶせてガキでいつづけるの、日本の♂くらいだよ、見てると。異常なんだよ、日本♂)

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それにしても件のニュースのように「結婚、恋愛をしない」ことには「男がこのくらいできない、しない」と男が主語になり、
「出産をしない」ことには「女が産まない(のが悪い)」と女が主語になるのはまた奇妙だ。

出産をするのは女性、とはいっても「恋愛や結婚に金がいり、それがないからできない。そして女性は非正規であったり低賃金のままだから男も一馬力が怖いから結婚に踏み切れない」というなら、出産するかどうかはやっぱり男の経済と決定にかかってんじゃん。それが家父長制なんだから。

育児の手が足りずできないという状況だって同じだ。男主体政治と産業がそういう社会構造を作ったんだから。

でも出産のことでは「女性が」しない、といって「男が出産をさせられていない」とは言わないんだね。草。

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