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一眼レフが好きだ!

一眼レフが好きだ!そう気づいたのはつい先日の話。

少年時代、キヤノンやニコンと書かれた一眼レフは憧れだった。学生になり、アルバイトでせっせと稼いだお金は当然のように一眼レフになった。レンズが欲しくなればレンズを買い、小さなカメラが欲しくなればコンパクトカメラを買う。もっといいカメラが出れば飛びついた。
気がつけば手にはミラーレスカメラが握られていた。

カメラの性能は初期に比べると大幅に向上した。全部オートでも綺麗に撮れるし、高感度耐性が高まり夜中は肉眼で見るより綺麗に見える。ファインダー覗く手間もない。全てが快適で、完璧な写真が生産されていく…。

何かがおかしい。
楽しくないのである。

確かに綺麗な写真は撮れるが、それはカメラが撮った写真で、わたしが撮った写真ではない気がするのだ。カメラが悪い!とミラーレスカメラのメーカーを転々していたが、楽しいと感じるカメラには出会えなかった。

そんなある日、部屋を片付けていたら古びた一眼レフカメラが出てきた。懐かしいな〜とファインダーを覗いてシャッターを切った瞬間、電流が走った。

これだ!ガッシリしたボディに光学ファインダー、ミラーやシャッターのレスポンス。すべてが心地いい。ファインダーは露出とかなにも反映されないが、それがかえって想像力を掻き立てる!電池だってミラーレス機の数倍もつ。

生まれて初めて見て憧れたカメラは一眼レフだった。それは今でも変わらない。わざわざ光学ファインダー覗いて撮らなきゃいけないのも、自分の中でスイッチが入りとても良い。トレンドがどうとか他人がどうとか気にしない、自分にはこれがあってた。

一眼レフへの愛を語るにはTwitterなどでは狭過ぎたのでnoteデビューしました。よろしくお願いします!


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