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究極のリミッター

作曲もミックスもパッとしないレベルの「ド・アマチュア」がリミッターに2万円以上もかけるのは大変勇気が要る(笑)
音圧至上主義者ならともかく、自分は音楽制作の段階で音圧を上げることにさほど興味がなかったからだ。
というのは、マキシマイザで音圧を上げると少なからずダイナミクスと空間表現が損なわれる。特に自分のようにミックスの段階で空間表現が思うようにコントロールできてないやつが安易にマキシマイザで市販の楽曲レベルまで音圧を上げようもんなら・・・・・・

自分はプロになりたいわけではないが、やはりプロがやるように、あらゆる環境で安定した再生ができるような仕上げができるに越したことはない。
なので、マキシマイザも「Cubase付属のやつ」「WAVES L3-16」「iZotope Ozone5・6」「Slate Digital FG-X」といろいろ使ってきた。
しかし、そもそもミックスがダメなせいか どのマキシマイザを使っても不快な歪みと空間圧縮の副作用から逃れることができず、低めの音圧で曲を仕上げていた。

ところが、あるプロの方のブログでこの「A.O.M. Invisible Limiter G2」を知り、DEMO版を試して驚愕した。
大きくレベルを上げても全く歪まず音もほとんど変わらないし空間表現もかなり保てる。(FG-Xを紹介した時もそんなふれこみで紹介したような気がするが、これは別次元!)

これを買ってから前出のマキシマイザの出番は皆無になってしまった。

一番のメリットは完璧なまでに無味無臭なリミッティング(マキシマイズ)だが、QUALTYというパラメータを上げてオーバーサンプリングしていくとどんどん奥行きが増して見通しが良くなる。またBIASをONにするとアナログライクな暖かいサチュレーションが得られ音が馴染む。(別途サチュレータを使用する場合はOFFのほうが良い感じがした)

L3-16などはどんどん安くなってるようだが、思い切ってコレを買うことを強くオススメする。
L3-16だとキャラクターを変えたりマルチバンドコンプやダイナミックEQのような動作もするので一発でいろいろできるが、各種単体のコンプやEQ・サチュレータなどで味付けした後G2で締めるほうがクオリティーが高いし柔軟に対応できると思う。

まあ、G2のDEMO版を試せばわかる^^

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