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固定概念の壁

僕の師匠である岩澤信夫先生は

2000年から

千葉県神崎町で

農家さん向けに自然耕塾を開講していました。

そこでは

冬期湛水不耕起移植栽培法のやり方と

メインは稲のそもそものことを教えていました。

カテゴリーでいうと

無農薬、無化学肥料、不耕起、冬期湛水

結果

安心安全、生き物がいっぱい、環境に良いお米

持続可能な農法、楽してお米づくりができる

という風に付加価値のあるお米が出来上がりました。

だけど

この自然耕塾に通うというのが

プロの農家さんからしたら

今までやってきた自分やり方の

真逆をやるのでその壁は非常に高い…

なので認知されるのが少なかった

でも時代は変わり

不耕起.無農薬、無化学肥料、無施肥など

自然農法の福岡先生をかわきりに

冬期湛水不耕起移植栽培の岩澤先生

自然農の川口先生

奇跡のりんごの木村先生

農法、栽培法は

一般の人達にも聞こえてくるようになりました。

そこでまた大きな大きな壁が

出現してしまいます。

方法論だけにとらわれて

作物を観ていない

なので

稲本来の力

稲本来の姿

田んぼ、棚田の本来の役割を

知らないすぎて

稲なのか

雑草なのか

わからない田んぼだらけ

誰が悪いとか

方法論が悪いと

とかではなく作り手が

知らなすぎる

たとえば

1000m2で肥料をあげなかったら

稲はどのくらいの数糧なのか

たとえば

稲を1本で植えた場合

どんな形でどのくらいの分けつをするのか

たとえば

稲はどんな植物なのか

たとえば

田んぼ、棚田の役割は

生産以外になんの役割を持っているか

たとえば

なぜコシヒカリが開発されたのか

たとえば

なぜ

農薬、化学肥料、除草剤、耕耘機、田植え機

が開発され広まったのか

これらのことがらを

知らないで方法論にとらわれる

もしくは昔みたいにやる

となると

根本的な所を抑えていないので

毎年毎年エンドレスで

天気に左右されたり

人手不足に悩まされたり

数多くの悩みごとに追われてしまいます。

僕は

農家さんで慣行農法の米づくりを研修をして

そのあとに岩澤先生の自然耕塾に通い

農家さんで岩澤理論に基づき実践して(2007ねんから)

岩澤先生が亡くなられてから2013年から

独立して実践しています。

2015年から棚田に移行して

そこから

雑草もでない

稲本来の力と姿

棚田の本来の役割をしながら

稲を育てています

なぜそれが可能か

それは

稲本来のことをちゃんと学んでいます

農家さんでの田んぼ、棚田でのルールを学んでいます。

歴史を学んでいます。

田んぼ、棚田の本来の役割を学んでいます。

雑草、生き物を学び、岩澤先生が亡くなられてから改めて深めた勉強をしました。

だから

可能になったのです。

冬に水を張るという事を学んだことで

それにとらわれすぎてしまった。

なので

冬に水を張るという僕の固定概念を

まずいったんぶっ壊しました。

なぜ僕はそれができたのか!?

そうなんです!

僕はそもそも農家ではなく

都会育ちなので

後からインプットされた知識なので

そこはすぐに壊す事ができました。。。

 

よーくよーく考えてみると

きっとわかります。

稲の苗を自分で作っている人ならなおさらしっくりくると思います。

稲も種まきする前に
種籾を水に浸しますよね?
あと何回か空気補充のために
入れ替えますよね?

芽をだす準備を
僕たちはしていますよね?

そうです

冬から水を張るという事は

水性雑草、湿性雑草の芽をだす準備をしているという事になります。

ということは

田植え前までに

雑草の芽をだす準備ができあがり

田植えと同時に

水性雑草、湿性雑草が

自分たちの条件が整い次第で

次々と芽がでてきます。

つづく


ここまで超長い文章を読んでいただきありがとうございます😊

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