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したいこと

仕事をうまくやる、早く効率よくやるための1番の方法は、したいことをしたいようにやるようにすることだと思う。

仕事がなかなか思うように進まなかったり、仕事からストレスを受けがちな人は、自分がしたいと思うことをちゃんとしたいようにするためにはどうすればいいかを考えないまま、仕事をはじめてしまっているのではないか?と思う。

したいこと、イメージできてる?

したいことをするためには、何がしたいかがわかっていないと始まらない。

当然のことを書いてるようだけど、何がしたいかをわかるのも実はひとつのテクニックだと思う。
いや、ひとつのテクニックかはあやしい。複数のテクニック群かもしれない。
とにかく、自分が何がしたいかをちゃんと思い浮かべられるようになるのは、そんなに自然なことではない。

まず、ある程度は物事を知らないと、したいものを選ぶ際の選択肢を思い浮かべるのだってままならない。だから、したいことを探す選択肢を思い浮かべるテクニックというのがたぶん必要だ。
それには選択肢としての知識量は増やしておきたい。

あと、「したい」って感じられる感性もそれなり鍛えられていないと、やっぱり、なかなかしたいことが思いつけないはずだ。
自分がやって面白いこととは何か、どんなことが実現することを面白いと感じるのか、どういうやり方、どんな人と、どういう感じでやれると楽しく思えるか。
したいことを見つけようとすれば、そういう自分の好みがわかってないといけない。それには、いろいろ試してみて好みを探ってみておく必要がありそうだ。
こういうのも自然にはできないから、たぶんテクニックだ。

すくなくとも選択肢を増やすこと、選択できるよう自分の好みを知っておくこと、というこの2つは欠かせない。

したいことをやれるようにするための計画を考える

したいことがわかったら、じゃあ、どうやったら、それを実現できるか?に焦点が移ってくる。

したいことがわかってもできないと残念だ。何がしたいかわかってるぶん、ストレスはたまる。

だから、したいことをどうしたらやれるかをちゃんと考えることが健全だ。

どうしたらできるかを考えるには、

1.自分で考える、調べる
2.自分だけだと調べきれない、考えきれない場合、頼りになる人を頼る
3.したいことを実現するために必要な人を集める

といったことをする必要があるだろう。

たぶん、全部必要だ。

自分だけでやろうと思ったらダメだし、逆に人に頼ってるだけで自分で考えないのもダメだ。
考えない人は、他の人の側からみたら「したいことを実現するために必要な人」にはなりえないからだ。

で、この状態が作れたら、どうやってしたいことをやるかの計画を立てる。

ここでもイメージできないものは実現できない。どうやってやるかをイメージできないことを実際にやるなんて無理だ。

しかも、複数人でいっしょにやるのだから、そのイメージがちゃんと共有できてる必要もある。共有できてないとバラバラになって、これまた、したいことができない。

どうやってしたいことをやるか。
何をどの順番で。
何を使ってどういう方法で。
誰が何の役割を担うか。
その際、どうコミュニケーション取り合うか。
いつやるか、どこでやるか。
いくらお金がかかるか、必要なものはどこで調達するか。
どんなリスクがありそうか、どうやったら防げそうか。

したいことがやれそうなイメージができたか。
考え抜いてもイメージしきれないところは、まあ、そこは走りながら考えよう。

したいことをやる計画を実行する

計画しても、実際にやらなかったら意味はない。
いや、したいことをやる計画なんだから、しないのは意味がわからない。

したいことをちゃんとそれができるメンバーを集めて、さらに、どうやってやるかを計画したんだから、それをやれるなんてそんなに楽しいことはないはずだ。
だって、したかったことができるんだから。

ここまでくれば基本的にはまあ、したいことがしたいようにできる。
イメージしきれなくて、計画が甘いところでつまずくことはあっても、ある程度計画が立てられていれば、つまずきからの立て直しだって、そんなに苦労はないはずだ。

ちゃんと楽しくしたいことがやれるように計画立てられていれば、実施がはやく進んでしまうことはあっても、遅れることはそうそうないはずだ。
ちゃんと仲間と話し合える関係性もつくれていれば、途中でギクシャクすることも起きにくいだろう。

ようは、

・したいことは何かを明確にする
・したいことをやるチームをつくる
・したいことをやる計画をする
・したいことを計画に従って実行する

ことができれば、仕事はうまくやれるはずだし、効率よく進むし、ストレスを感じることも少なくないはずだ。

どんな仕事も、したいことに近づけてみる

もちろん、この条件すべてが揃わない仕事だってもちろんある。
でも、そうした仕事だって受け取ったあとに、できるだけ「したいこと」に近づけることはできるだろう。
で、結局はそうした方がうまく確率は上がるのだから、「したいこと」に近づける改変をしない理由は本当はない。

でも、そういう一手間を惜しむ人多いんだよね。
そして、一手間惜しむことを繰り返して、惜しみすぎてもう何が「したいこと」かわからなくなる。

そうなれば仕事はつまらないし、うまくいかなくて大変だし、頼れる人もいなくて全部自分で抱え込むことになる。

そうなっちゃうとつらいだけだ。
だから、そうならないように、どんな仕事も「したいこと」に近づけることが大事だと思う。

もちろん、そのためには「したいこと」の範囲がある程度広い必要もある。
ピンポイントでしか、仕事を楽しめないから、「したいこと」ができないということもあるというのを忘れてはいけない。
いろんなことを楽しめる自分になるというのも、「したい」仕事をするためのひとつのテクニックだ。

どんなことでも結構楽しめちゃうタイプです、というくらいの方が良い。
もちろん本当に「どんなことでも」である必要はなく、ある程度の広い範囲で「したいこと」のストライクゾーンが持てていることが理想なんだろう。

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