見出し画像

サマースタイルアワード解説をしてみて感じた事

解説の感想は、Instagramにも記載してますが、
より詳細な各カテゴリー別の印象、来年に向けた考え方の指針になることを共有します。
(全てプロ戦でのレビューになります)

⚫︎女性カテゴリー共通

肋骨をちゃんと閉めれた状態で肋骨が変に浮き出過ぎてないのが大事。
それとヒップラインがいかに綺麗かどうかはモニター越しでも本当にわかる。

⚫︎ビューティー

トップ5までは、
背中の分離度が甘い選手と分離度がちょうど良い選手が半々でした。
ただ、ビューティーらしさ、ポージングの重要度が結局最後は好まれる傾向が強いです。

これは、意外に表情が大事だなと思います。

クールビューティーの表情も良いのですが、
どこか柔軟性のある選手が1位、2位に輝くなと感じました。

また、背中のアウトラインはビューティーでどこまで必要なのかってことを考えると思いますが、
割とアウトラインはしっかり作った方が得をする傾向があります。

少なくともトップ3に入るまでは、
しっかりと背中のアウトラインが綺麗に出せてる選手が入ってましたね。

地方とプロ戦で変わってくるのは、このラインかなと。
プロ戦のビューティーは、ちゃんと体も作ってこないと厳しいと感じます。

改善策
→背中のアウトライン重視にすべきなので、ネガティブストレッチの方向性にする
→表情もチェックしていく

⚫︎ベティ

下半身と肩の丸み
ここで大きな差がつきやすいです。
特に、優勝する選手は、肩の強調度が強かった。
更に、臀筋の丸みだけでなく、カットが見えるほどの緊密度と絞りも要求されてくるなと感じます。

ただ、トップ5に入るまでは、
まずは、背中、肩、腕のボリュームです。

腕が細すぎる場合は、セカンドコールに呼ばれる印象が強くありました。

改善策
→腕が細い選手は、毎回の上半身に腕トレを入れる、あるいは、もっと重量を扱い、背中や肩に見合った補助筋として腕の筋肉量を手に入れる。
→肩の丸みは、とにかく収縮重視の高頻度が大事

⚫︎フィジーク

サイズだげでなく、バランス、見せ方が重要になりました。サイズが大きくても腹筋が抜けすい選手はトップ5に残れてないです。
フィジークは、バックよりもやはりフロントの強さがより重要視されてると感じました。

バックが減点あったとしても、フロントから見た時のVシェイブが強かった選手は、トップ3にまで食い込んでいます。

更にフロントポーズでののVシェイブは、
フィジークではより重要視されてきてると感じます。

改善策
→背中のアウトラインを強めるネガティブストレッチ、また肩の丸みを付ける収縮重視のサイドレイズ

⚫︎スポモ

明日からすぐに腹筋を強化します。
それほど今年は腹筋の重要度が見直された大会だなと感じます。
そのため去年はトップ3に残れなかった選手が、
ミッドセクションの強みと絞りでトップ3に食い込むシーンが多く見られました。
逆に腹筋が弱い選手は、スポモのプロ戦では、来年は厳しい印象。
腹筋を分厚くするトレーニングは、
とにかくストレッチ、高負荷で少しウエストが太くなるリスクもあるけど、それでも肥大化させるメリットは大いにあると思います。

また、やはりスポモにおいては、サイズよりも完成度ですね。これはもう変わらず。笑
サイズよりも絞りをとった選手がトップ3に入る事ができると思います。
もちろん、最低限のバルクはいる。
セカンドコールで呼ばれてる選手は、割と細め、
あるいは、腹筋が弱く見えた選手でした。

改善策
→アブローラー必須
→ハムケツの分離度がトップ10は全員あるので、
ケツの収縮種目は必須になった。

⚫︎クラスポ

初のプロ戦であったため、おそらく来年再来年とまだまだ審査基準にテコ入れが起きると感じました。
今の時点では、
下半身のサイズ、ボリューム高く評価されると感じます。

以上が解説をしながら、自分ならどう戦うかを常に考えた答えです。

来年サマスタに出られる方は、
ぜひアーカイブなども見ながら、各選手のレベルの高さを痛感しながら、
オフ期の筋トレのモチベーションにして貰えたら幸いです!

では、また!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?