自分のためのkintoneSIGNPOST[5-38 専門家への相談窓口]
パターン
参考資料
読んでみて
イラスト
相談カウンターにてご相談されております。
状況
JavaScriptカスタマイズを適用したアプリを運用している。
素早い設定変更ができる様、一部メンバーもこのアプリの管理者となっている。
現場メンバーはJavaScriptなどのカスタマイズには触れられない様にアクセス権が設定されており、現時点では想定通りの利用ができていて安心している。
問題
知識・情報を持っていない現場メンバーのみの判断でアプリの設定を変更すると、実施したカスタマイズが想定どおり動かなくなることがある。
例)JavaScriptカスタマイズで参照しているフィールドを削除したり、そのフィールドコードを変更
➡総手通りの動きが失われる
プラグインや連携サービスからアプリの設定を参照、利用している場合も同様。
解決
拡張機能を適用したアプリの設定変更は専門家に相談する窓口を用意しておく
ここでの「専門家」→対象のアプリにカスタマイズ・プラグイン、連携サービスを設定した構築者、またはその内容を把握して安全に設定変更ができる管理者の事。
なので、それは組織内の現場リーダーかもしれないしIT部門かもしれないし、社外の人間かもしれない。
アプリの設定変更をしたい場合はその専門家に営業の有無を相談してから変更を実施すべき。
この時に専門家不在という状況とならない様、「未来の変化への備え」の様に継続的な体制と費用を想定しておくと良い
結果
設定変更による他機能への影響を減らすことができ、安定した利用ができる。
kintoneアプリは素早い設定変更が可能だが拡張機能への影響は常に念頭に
有事に備えて「トラブル対応フロー」も参考に
所感
kintoneならではの良さである「素早い設定変更」
業務改善のツールとしてスピード感を後押しする一番のウリであると考えます。
またカスタマイズやプラグインなど拡張性の高さもウリ
この特徴が「悪影響を及ぼす事もあるよ」というテーマである。
「お手軽」「かんたん」な印象を持ちがちなkintoneですが、業務利用のシステムなのでやはりお勉強は必要というところでしょうか。
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