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『教育・医療・食事は三位一体』並河式 食・足・気功法代表“並河俊夫”さん

徳川家(一橋家)の御殿医の先祖をもつ影響で、東洋医学の研究に進まれた並河俊夫さん。独自の研究論・食事論を研究され、現在は並河式スイッチ足・食・気功法の指導をなさっています。研究熱心で、本物の医療を発信し続けている並河さんの人生ストーリーを共有します。

プロフィール
出身地 
長野県松本市
活動地域
神奈川県横浜市
現在の職業及び活動
足裏マッサージ・健脳食・気功法・生活習慣改善の4本柱からなる並河式:スイッチ足食気功法を指導経歴横浜市立大学、理学部数学科卒業後、数学高校講師として勤務。子供たちの教育として、塾経営を行うため、修育会並河塾を設立。
1971年から独自の健康論・食事論・教育論を研究。著書出版、博士号取得(2001年)、TV出演、150回以上を越える講演活動を経て今に至る。
徳川家(一橋家)の御殿医を先祖にもつ影響で、東洋医学の研究。石川良鶴先生に師事し、気功法を習得。
2010年、米国にて東洋科学健康療法士を認証される。
研究分野位相幾何学専攻 (トポロジー)、食・教育・健康コンサルタント論文・著物『体内戦争』 (日貿出版)『 580年間に作られた脳 』(博士号論文)『Human Lifespan is 660 Years』(博士号論文)『続・脳が病む -西洋医学的病理を視点変更で捉える-』(愛知教育大学哲学会61号/2013年)

東洋と西洋を融合させたいという夢

Q.どのような夢やビジョンをお持ちですか?
並河俊夫さん(以下、並河敬称略):東洋の文化論と西洋の文化論を融合したいという夢があります。東洋と西洋には異なる発想があります。西洋の発想は、遊牧民族から来ていて移動し、競争する発想です。それに対して、東洋の発想は、農耕民族から来ていてみんなで助け合っていこうという発想です。

西洋医学ではがん細胞を抗ガン剤や放射線で死滅させる発想ですが、東洋医学では自然治癒力でがん細胞を活かす発想です。このように東洋と西洋は異なるんですね。でも、東洋と西洋が融合していくとまったく違うものが見えてくると思います。今、西洋医学では癌や成人病の治療が難しくなってきています。一緒に助け合っていく意味でも東洋医学との融合が必要だと思っています。今、東洋医学を通して東洋の素晴らしさを伝えることで、東洋と西洋を融合させようと活動しています。

Q.どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?
並河
:教育、医療、食事は三位一体という方針でやっています。今までは小学生から大学受験まで対応する総合塾を38年間経営し、若い人達を育てることをしていました。1986年には、「体内戦争」という本を出版し、体の中で戦争を起こしていることを発信しました。今までに160回くらいは講演会をしていました。
現在は、個別に来院いただいた方に、気功、足裏マッサージなど東洋医学をお伝えしています。また、YoutubeやFacebook、インターネット上のラジオ番組を通して発信をしています。また、自分の本「体内戦争」の再出版や、これから本も出版していきたいと考えています。

Q. 「教育、医療、食事は三位一体」という活動方針を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような出会いがあったのですか?
並河
:きっかけは、“出会い”ですね。出会いによって、様々な教育、医療等を見ることができました。
教育は、横浜市立大学 浅野洋名誉教授の影響を受けています。大学生の時から塾は経営していて、勉強だけを教えるのではなく、体の健康や心の健康までも教える必要性を感じました。その時に、浅野洋数学教授との出会いから教育にさらに興味をもつようになりました。教授からは、「面白いから本を書いたらどうですか」と言っていただいたりもしました。また、当時通っていた英会話学校のイギリス人の先生との交流で、西洋と東洋の文化の違いを学んだこともきっかけとしてありますね。

食事については、大学生時代の友人のお母さまが紹介してくださった本の影響を受けています。私は、当時尺八部に所属していて、たまたま友人宅に琴を届けたんです。その時、偶然にもこの友人のお母さまから桜沢如一先生のマクロビの本を紹介されて、そこから桜沢先生関係の本を40数冊読み、食事に興味をもつようになりました。

医療については、もともと徳川家(一橋家)の御殿医が祖先であり、小さいころから医療について聞かされていたことの影響を受けています。また、大学卒業後に本を出版した後に、医師会の故・西島一郎先生が自分の本(「体内戦争」 日貿出版社)を読んでくださり、私のことに興味をもってくださったんですね。そこで、人との繋がりの大切さを教わりました。教育、医療、食事の三位一体は、色々な出会いがきっかけです。

今回のインタビューも、福岡県の久留米市で診療所を経営なさっている医師 細川博司先生のご紹介で実現しています。細川先生は、メタトロンと大きく三つの効果『免疫力賦活効果・活性酸素除去効果・異常血管増殖阻止効果』がある特殊温熱治療装置=SHTで癌にSH波を照射し、癌細胞を壊死させる治療を実践しています。彼の存在も、私にとって大切な出会いで、今もとても励みになっています。

病気とは“糖化と腫れること”

Q.活動する上で、どのような発見があったのですか?
並河
:教育、医療、食事と追求していく中で、「病気は、糖化と腫れること」という発見がありました。卵焼きはタンパク質に砂糖を入れて、熱が加わると茶褐色になりますよね?人間も同じで、骨も血管も皮膚などもタンパク質です。そこにチョコレートやジュースなどの糖が加わると、骨や血管がもろくなりますね。皮膚も茶褐色になるんです。これが糖化です。

また、心臓肥大や肝臓肥大などの臓器や、物貰い、扁桃腺、盲腸なども腫れることなんですね。さらに、メタボは身体が腫れることです。糖質、タンパク質、脂質、化学薬品等でできていると思われる癌も同様に腫れることではないですか。ですから、病気は、糖化と腫れる事なんですね。私は、気功、整体、足つぼで、身体の中の病苦の原因である“糖化されたもの”や“腫れたもの”を出させることをやっています。

Q.その出会いや発見の背景には、何があったのですか?
並河
:私の先祖小原家は、徳川家(一橋家)の御殿医だったんですね。代々医者の家系で、子どもの頃から、父親に「医者になれ!」と言われて育ちましたが、血を見るのが苦手で医師にはならなかったんです。数学が得意で、数学の学者になろうとして大学に入りました。今考えると、それはもう一つの先祖 並河家(徳川松平家)は、今で言うと財務省の数字を使う税務をしていたので、その影響があるのでしょう。

記者:並河さん、今日は本当にありがとうございました。
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編集後記
インタビューをした田中、村田、森川(カメラ)です。教育、医療、食事について熱い想いをもって発信する姿から、まるで侍のような精神を感じました。その姿勢から、ご先祖が、徳川家(一橋家)の御殿医していたり、徳川松平家の財務をしていた並河家であったことも納得しました!また、お話が面白かったことは、大叔父さんが8代目桂文楽(本名 並河益義)であったことが影響しているのでしょうね。人生ストーリーを共有していただき、ありがとうございました。

この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36