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ワンドのペイジ(2019年8月13日)

今日は小アルカナのワンドのペイジです。

ワンドは火の元素で、形あるものではなく、精神性や哲学性を表し勢いがあります。
創造性に関わり、始まりのアイデアや「やる気」を起こします。

ペイジは地に足を着け地道に活動します。
ナイトはより超越的視野で物事を見通し、ペイジはその指示のもと活動します。

つまりペイジは自発的な創造性に乏しく、まだ学んでいるときで、誰かの行動を真似したり、教えてもらっています。

ワンドのペイジは、まだアイデアに乏しく、誰かの真似をしている状態を表します。
特定の誰かというわけでなく、集団性がもつアイデアや勢いを自分のものだと思っています。

今日のサビアンシンボルは獅子座21度「中毒した鶏」です。
鶏は飛ぶことができませんが、空に憧れ飛び立とうとします。
それは悪あがきのような勢いで、何かにとりつかれたように高みを目指すことを表しています。

ワンドのペイジは、やる気だけはあるけれど、「本当にそれは自分の目的なのか」と問います。
借り物の夢や理想へ飛び込もうとしているのではないか、と言っています。

「飛ぼうとする飛べない鶏」の日に、地に足を着けるワンドのペイジのカードが出たのはとても興味深いです。

ワンドのページは火の活動力で本当は高い理想へと飛び立ちたいはずです。
しかしその目的自体が借り物かもしれず、また地に足を着けたペイジにはまだ見えていない、知らないことがたくさんあるのかもしれません。

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