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2019年4月4日ホロスコープの解説

2019年4月4日5:00東京の図です。
今日の太陽は10:40に「毛布を編むインディアン」に入ります。

昨日から引き続きの配置が多いですが、月が魚座から牡羊座へ移動します。

太陽に山羊座の土星が90度ですが、土星は「こつこつと」「地道に」という意味もあります。
土星が90度だと「思いがけずに待ったをかけられる」という感じです。
90度は「視界からはずれた真横からふいに表れる」アスペクトです。
土星はゆっくりじわっと制限をかけてきます。
「もっと慎重に行け」とか「もっと範囲を狭めろ」とか「ゆっくりやれ」とか言ってきます。
山羊座の土星は、環境や社会を示して、牡羊座の太陽の意志を地に降ろそうとします。
牡羊座としてはのびのび自由に行きたいはずですが、今日はコツコツやることの大切さに気がつきます。
太陽のサビアン「毛布を編むインディアン」はコツコツと毛布を編むのですから、牡羊座らしい勢いのある意志は、持久力を持つようになります。

昨日に引き続きますが、少しづつ変化してます。
① 魚座で水星・海王星コンジャンクション(合)と山羊座で土星・冥王星コンジャンクション(合)がセクスタイル
水星・海王星が魚座18度でぴったりコンジャンクション(合)です。
② 魚座で水星・海王星コンジャンクション(合)に射手座の木星がスクエア
③ 魚座の金星と双子座の火星がスクエア
④ 月が牡羊座に入ります

(前回から引き続きの説明を含みます)
① 山羊座と魚座のセクスタイルは、土星・冥王星の社会での静かで力強い実現力と水星・海王星の集団意識を引き出すビジョン力が助け合っています。
これは単純に夢の実現と読めるかもしれません。
土星・冥王星が勝ち取っていくという姿勢より、勝ち取った後の物事の裏側にある価値に目が行くような度数にあります。
だんだんと次のステージへ向けての足場作りが始まっていそうです。
水星・海王星のある度数は、無意識領域から集団のもつ意識を引っ張り出してくるような、わりと衝動的で濃いものが上がってきます。
水星・海王星がいる魚座18度は「巨大なテント」。
「無意識領域の衝動的で濃いものはテントの中だけで」という度数です。
集団意識の影響が明確な個人のビジョンとなり、現実になっていく感じでしょうか。

② この水星・海王星に射手座の木星がスクエアなので、水が跳ね上がりあちらこちらに飛び散るように、理想的なビジョンが沸き起こりますが、少々わきまえた感じになってきています。
木星がある度数があらゆる可能性を頭の中で描く度数で、ビジョンや夢想に溺れてしまいそうですが、好んで溺れたり泳いでみたり、という能動性が出てきます。

③ 火星が双子座に入ったことで、火星は興味津々にいろいろなことに挑戦しようとします。
今日の度数では、夢からの情報を積極的に扱い、現実の世界でその環境を整えようとします。
意識と無意識を整えるように、無意識を意識で説明するような感じです。

④ 金星と火星のスクエアが続いていますが、これはお互い背を向けているけど意識しつつ、それぞれの目的を果たそうとしているような感じで、金星が大事にしているものを火星が手放そうとしたり、金星が新しいものを得ようとしているのに火星が古いものにこだわったり、そんなイメージです。
金星は心が満たされること、趣味や愛情などを表します。
金星が魚座にあるということは、とても繊細な芸術家のような雰囲気になります。
火星は積極的な意欲や行動を表します。
双子座に入ったことで、様々な物事に積極的に飛び込もうとします。
なかなか相容れない金星と火星です。
→金星は象徴的なものに飛び込み、火星は無意識を現実に持ち込んでいます

⑤ 牡羊座に月が入ると、野生的、動物的、衝動的な面がでてきます。
ただ新月に近づき月の力は弱まってきています。
太陽の意志を受胎すべく、創造的な月となっています。

まとめ
集団意識を個人が引き上げることで、ビジョンの実現、夢の実現の作用が働いています。
行き過ぎた理想、あるいは夢想に溺れてしまいそうな感じもあるので、意識的に目的を決めるようにするとよいです。
能動と受容を行ったり来たりしながら、新しい目的を自分自身に落とし込んでいく日々と言えます。
強い意志に持久力を持たせ、新しい未来を創造していく日です。

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