ペンタクルスの10(2019年7月18日)
今日は小アルカナのペンタクルスの10です。
ペンタクルスの10は結果が出て満たされた感じがあります。
ペンタクルスは土の元素で物質や形あるものを表し、限定する性質があります。
土の元素にはその他の火風水が収まっているので、その人らしいバランスで四元素が揃い、10の表す限定された場所で何かしら結果が表れるのでしょう。
現実に起こっているものはすべて心が投影されたものです。
どんなに些細なことも、どんなに辛いことでも、心の中にそのイメージの成分が存在していて、それが外に映し出されて今の現実を作っています。
ペンタクルスの10では望んだ通りの結果が表面化します。
今日のサビアンシンボルは「豪華さに満足と幸せを感じ、長机の上で読書をしている人々」です。
このシンボルには、限られた仲間とのわかりやすい豊かさと、それに精神的に満たされることが表現されています。
とてもペンタクルスの10に近い意味があります。
土の元素も10の数字も限定性があり、限られた場所で限られた可能性が表面化されるのです。
つまり何かが現実化するということは、心に浮遊していたその他の可能性は排除されることにもなります。
そして10の数字はまた新たな可能性へ向けての器になっていきます。
この器を元に、より大きな夢や希望、成果に向けて一歩を踏み出します。
安定した職場と家庭に落ち着き、それに満足しながらも様々な可能性に思いを馳せているような状況で、だけどまだ動くときではなく、満たされたその心がより大きな可能性を受け止める器となっていきます。
ペンタクルスの10は、心の投影である現実に心は満たされ、満たされた心は、また新たな可能性を受け止める器になっていくことを意味するでしょう。
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