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12吊られた男(2019年6月24日)

今日は大アルカナの12吊られた男です。

12の数字は1+2=3で3の系統です。
3は奇数で絶え間ない生産性を表し、12は偶数で生産性は内面へと向かいます。

外にある知識に答えを求めるのではなく、内面の宇宙へと求めていきます。
12の数字は内面に閉塞するわけではなく、すべてのものに繋がっています。
外側にある刺激に答えを求める生き方をしていると、刺激がなければ何も生み出せないことになります。

内面へ深く繋がっていくことで、あらゆるイマジネーションが生まれます。
そのイマジネーションは広大な知識の海から引き出した真実です。

今日のサビアンシンボルは「毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男」です。
向かうべき場所も目印もわからない広大な場所では、本能的な直観を頼りにするほかありません。
鹿に先導されるように、心に導かれることが大切です。
毛皮に包まれているのは、その世界に包まれていることを表します。
飛び込んだ分野や環境に包まれ、新しい一歩を踏み出すには、まずは直観に導かれる必要があります。

12吊られた男の内面は、すべてのものに繋がっています。
毛皮に包まれた男の心も、広大な世界に開き溶け込んでいます。
心にある直観に従うことは、より大きな意識に従うということでしょう。

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