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ソードの6(2019年7月17日)

今日は小アルカナのソードの6です。

ソードは知性を表し、分割する性質があります。
6の数字は受け入れ応えることを表します。

ソードの6は状況や相手に対し知性で応えます。
つまり感情やその場のノリではなく、分析し考え計画的に対応します。
感情の選り好みがなければ、一つの物事にもあらゆる可能性を提案することができるものです。

ソードの6は柔軟で気長、的確に説明しながら目的に向かいます。

今日のサビアンシンボルは蟹座25度「右肩越しに突然投げられた黒い影または外套」です。
イメージしにくいシンボルかもしれませんが、これはマントを翻す様子が一番近いイメージではないでしょうか。
右肩は確固とした強い意志を表し、他の人にとっては怪しげな黒い塊を投げています。
蟹座は集団性を表しますが、この黒い塊が持ち込まれた集団は、まだ見ぬ新しい価値観に対し、はじめから心を開き理解することはできません。
白く輝くものとは到底思えず、黒い塊だと認識するのです。

自分の経験は決して他の誰かと同じではありません。
知らぬ間に培われた意志や価値観は、その人の経験と資質を持ってしか理解することのできないものです。
誰の意見も参考にすることなく、自分の中で試行錯誤を繰り返す独自の個性です。
誰にでもすぐに理解されるわけではありませんが、理解を超えた影響力がすでに備わっているはずです。

ソードの6の柔軟性や計画性は、確かな経験に基づく意志に支えられていると考えられます。
このカードが逆位置ならば、その意志は存在せず、選択決定できなかったり的確な発言ができないことになりそうです。

すぐに伝わらなくてもソードの6のように、感情的にならず柔軟に気長に対応することも大切です。

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