ペンタクルスの3(2019年8月20日)
今日は小アルカナのペンタクルスの3です。
ペンタクルスは土の元素で、この中には火、水、風の元素が含まれています。
土の器に全ての元素を内包しています。
ペンタクルスは物質や肉体、資質を表し、小さな完成体を意味するのがペンタクルスです。
3の数字は生産性を表します。
3の原理はいろいろな言い方ができますが、能動、受動、中和の三つの要素がわかりやすいでしょう。
この三つの要素により、休みなく生み続ける働きが生まれます。
ペンタクルスの3は、陶芸家が休みなく陶器を作り続けるように、着実に進むことや連続して続けていくことを表します。
一つ完成すれば、すぐにまた次が始まる。
当たり前のように繰り返される毎日のようです。
今日のサビアンシンボルは獅子座27度「夜明け」です。
夜明けとは太陽が大地に昇ることです。
それは西洋占星術ではアセンダントのことであり、その人が生まれ落ち人生を歩みだす瞬間を表します。
「夜明け」は「虹」の天啓の元、役割と使命を果たすためにこの世界に生まれ落ちることを表します。
具体的にどのように実現していくのか、ここから壮大な物語が始まります。
ペンタクルスの3は、太陽が沈みまた昇ることで、昨日から今日へ繋がるように、突然何かが始まるのではなく、着実な積み重ねと受け継ぐものがあることを表しています。
使命や役割は、今突然はじまったわけではなく、ずっと前から決まっていた、あるいはそれを選択する道を歩んできたことになるでしょう。
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