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ただ「おしゃべり」ができる人

昨夜は、社長の古賀さんとツドイ代表の今井さんと肉を食べた(いきなりどうでもいいけど、3人でひたすら焼きパイナップルをおかわりした)。

ひとまわりほど年齢が離れている古賀さんと今井さんは、ときどき会ってはしゃべったりごはんを食べたりしている。同じ会社にいたことがあるわけでもないし、一緒に仕事をしたことがあるわけでもないし、だいたい古賀さんの今井さんの扱いはけっこうひどい(雑であり、かなり厳しい)。ふしぎな関係だなあといつも思っているし、やはり昨日もそう思って見ていた。

それで今日、昨夜のパイナップルをふりかえりつつ古賀さんと話しているとき。古賀さんはいつものように今井さんのダメ出しをしながら、しかしこう漏らした。

「今井くんはさ、忙しぶらないんだよね」

それなりに忙しいと思うんだけど、自分がいきなり呼び出すことで裏では予定の調整をすることもあるんだろうけど、そういうのをおくびにも出さない。それはえらいなと思う、と。

ああ、わかるなーと思った。

今井さんは、オファーがたくさんあって忙しいとか、どんな大きい仕事をしたとか、誰にどんな高い評価を受けてるとか、そういう話は一切しない。「おれや、おれの会社はすごいんだぞ」といったアピールもしない。揉み手するでも張り合うでもなく、ただただ、古賀さんとおしゃべりしている。楽しそうに。

「ただおしゃべりをする人」といたら、自分も「ただおしゃべりする人」になれる。だから古賀さんは今井さんを呼ぶのではないだろうか。刺激を受けるとか情報交換するとか、そういうメリットへの打算を抜きにした「おしゃべり相手」。それは誰でもよさそうで、意外と貴重なのかもしれない。

ついつい呼びたくなる、おしゃべり相手。

「そういられる」のは持ってうまれた性格かもしれないけれど、もしその秘密があるなら今度今井さんに聞いてみたい。誰かの「ただのおしゃべり相手」になれたら、きっと自分も楽しいだろうから。今井さんはいつも楽しそうだもんね。

ところでところで、そんな2人と、noteを「ときどき」じゃなくて「毎日」書く、という約束をしました。ここまで寝起きの一筆書き、これくらいのラフさでがんばろう。

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