全部抱くぜ!妥協の産物

ヒエラルキーがあって、ヒエラルキーを外れた中にもヒエラルキーがあって、その中にも上と下がある。

その外れにある小さなサブカルという町に、私たちは住んでいた

サブカルご用達雑誌Popeyeを読みながら、「ファッションサブカルめ」と彼は言う。

「去年サブカル女と付き合ってたんだけど、3週間付き合って、うち2週間音信不通だったんだよね」

社会の様に黒い瞳を光らせて彼は言う。無視を続ける私に、キラキラした別の本を見せつけるように、まえに出す

「ブライダル誌買ってく?」
「結婚したくない」
「じゃあpopeyeで」

そう言ってpopeyeを再び手に取る
「いやぁ、人ンチの猫が1番コスパいいよな」

そう言ってマッシュルームヘアはレジへと消えて行った


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棚村彩加

いなくなったりなんかしませんよ、本当ですよ

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