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今年の桜 ~ 夜桜(自分note)に寄せて ~

1.自分note「夜桜」

先日、こちらのnoteを投稿した。

「桜の蕾がほころぶ頃」という出だし、そして3.11鎮魂歌としての思いから、桜(はな)の時期には少し早い3月初旬に投稿しようと決めていた。

実はこの作品、書くことをすると決めた後、最初に書いたもの。
プロフィール後編で、愛ちゃんに最初に読んでもらった詩だ(という訳で、末尾のリンクも貼りました)。

自分の中では「もう出来上がっているもの」という意識があって、投稿は「コピー&ペーストして体裁整え、画像選んで(「みんなのフォトギャラリー」から)、まぁ15分もあれば終了!」と思っていたのだが。

読み直したら明らかに「ココ話し飛んでる」という箇所があり、加筆・修正した。とは言っても他の部分はそれなりにかっちり仕上がっているつもり、全体としての辻褄も合っているつもりだったので、割り込み処理に相当苦戦してしまった。

次に、画像選び。「桜」「夜桜」で検索したら、まぁ出てくる出てくる。
「みんなのフォトギャラリー」で、画像を選ぶのにこんなに時間がかかったのはたぶん初めて。改めて「桜」ってフォトジェニックな存在なんだなと。
まぁ、今さら言うのも野暮って話ですが。

そんな大苦戦の末に選んだ…選ばせてもらったのは、横田裕市さん撮影の一枚。

いつもは、自分の作品との「ズレ・ハモり・拡がり」を感じてもらいたく、割と「余地・余白のある」雰囲気の画像を選ぶことが多い。そのためフォトギャラリー利用の際は、写真ではなくイラストやパターンを選ぶことも少なくない。

けれども今回は「ばっちり決まった写真」が良くて、「とにかく構図が美しい」と感じたこの一枚にした。
なぜなら作品中のこの一文で、私の中には「画」が出来ていたから。

心の底の雪洞に 灯る薄紅(うすくれない)の夜桜


2.note投稿、その後で

とまぁそんな訳で大苦戦した投稿後、ちょっと一服気分でツイッターのタイムラインをほけーっと眺めていたら、桜咲き乱れる投稿が。

そう、ついさっき画像を使わせていただいた、よこいちさん(以降、こちらの呼び方とさせていただきます)の自身のリツイートだったのだ!

私がnote投稿して僅か1~2分、奥様まだカップラーメンも出来上がりませんわ、というタイミング。桜の時期ならともかく、まだ3月7日。
こんな事ってあるんだ!という驚きのまま、勢いでリプライしてしまった。。

そしてお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、このnoteのトップも同じく、よこいちさん撮影画像。
昼の桜とも夜の桜とも、はっきりとは言い難い感じ。でも「夜桜」の方の写真とどこか同じトーンで、今回は苦戦することなく「これだ!」ってすぐさま決定。

3.今年の桜

そして今。
この「夜桜」だけは、毎年この時期に少しずつ手を入れて、もしかしたら今回のような「ちょっとしたハプニング」がある時もあって、「いつか完成する」作品のような気がしている。

「今年の桜」
この言葉のように、この言葉と共に。


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