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【コンサートレポ】サラ・オレイン クリスマス・ディナーショー@第一ホテル東京

メリークリスマス!

昨夜のクリスマス・イブは、第一ホテル東京にて毎年恒例、サラ・オレインのディナーショーでした。

主役はもちろんサラですが、個人的な目玉はなんといっても、ジャズ・ピアニストのクリヤマコトさん!
事前に参加メンバーのお知らせが来たときには目を疑いましたが…
初共演できて光栄でした(^^)

リハーサル時の初対面まで、僕は珍しく緊張してました。
それでも、その人柄の良さと器のデカさで、最初の挨拶で緊張の氷は解けました。
やっぱり一流の方は人格者ですね〜!

もちろん演奏も魅力的で、彼が最初の1音を出した瞬間に、僕は心を奪われました。
音楽への愛が、音色に練り込まれてるように感じます。

クリヤさんがアレンジしたクリスマス・ソング・メドレーも素晴らしいです。
ジャズの要素と遊び心がたっぷり盛られていて、僕としてはニヤリ!とする場面が沢山ありました。

全てを突き抜ける透明感と全てを包み込む包容力を持つサラの声に、幅広いダイナミクスと独特のハーモニー感覚、拘り抜いた表現力を持つクリヤさんのピアノが混ざって化学反応を起こし、聴衆をその世界観に没入させてくれました。

特に、デュオで披露した『Ave Maria』。
僕はステージ上で聴きながら目を瞑り、何故か頭の中に次々と思い浮かぶ知人に感謝の言葉を贈っていました。

また、サラバンドではお馴染みのギタリスト・荒谷みつる君も今年最高のパフォーマンスを見せてくれて、会場を沸かせてましたね〜。

観客と共演者を含めた会場全体のアゲアゲな雰囲気を作り出すきっかけとなった立役者として、僕の中ではMVPです(^^)

バイオリンの壷井さんも、サラからの絶大な信頼に応えるように、みつる君のそれよりも多いエフェクター群を駆使して、アンサンブルの隙間を埋めてくれました。

一体、1人何役やってるんだろう…?笑
ベースラインだけ弾いてる僕には想像もできないくらい、脳味噌をフル回転させてるんだと思います。

ドラムの佐藤大輔さんも、いつもの安心感のあるプレイでアンサンブルを最大限に引き立ててくれました。

でも今回は、なんとサラがドラムセットを叩くという演出があったため、全部持っていかれた感が否めなかったですね〜(^^;)
ドラムを叩き終えたサラのために、せっせとマイクの準備している大輔さんを見て、ほっこりした笑みが溢れてしまいました。

いつかサラが僕のベースを奪う日も来るんだろうか…
今から心の準備をしておきます。

アンコールも含め、1時間ほどのショーを終えたら、まさかのスタンディング・オベーション!
ディナーショーでスタンディング・オベーションなんて見たことないですよ!
いや〜、嬉しかったですね〜(^^)

ミュージシャンにとっては観客の笑顔が、最高のクリスマス・プレゼントです。

それでは皆さん、また来年2月から始まる各地のツアーでお会いしましょう!

P.S. メンバー紹介の時にサラに宣伝してもらった『ベースラインだけで曲当てクイズ』はこちら!笑
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