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モトジムカーナをはじめるのにどうしたら良いだろう。

みなさん楽しくジムってますか?!←丸パク
どうも田圃さんです。
コレを書いている2023年4月2日、関東圏のモトジムカーナ互助会とも言えるKSRと言う団体がジムカーナ大会を開催しておりました。
大会配信はこちらで。

いやはや今回開催の為に尽力された各選手の皆さん、配信されてたラムカーナさん、ホントお疲れ様でした、そしてありがとうございました♪
こうして配信を見させていただくと、様々なバイクで走れることが分かりますよね。
特に現役選手の中でサイズもエンジンキャパもデカいサイズを振り回す楽しさ、ミニバイクで走っても実力で対等に走れるって言うのを配信ご覧になられたそこのあなた、実感できたんじゃないでしょうか。
いやはや田圃さんチャット欄でノリノリで書いてましたwww
だってこうして見てるの楽しいんだもん!!w

・・・・・失礼しました、こうやってダメな大人と言うクソガキが出来上がってしまうんです。
皆さんもココロの声にはホント耳を傾けて過ごしてください・・・・・・


さて話を戻しまして。
お読みのそこのあなた、バイクで走るの好きですよね?
ツーリング、楽しいじゃないですか。
バイクを洗車して磨いてピカピカになると嬉しいですよね。
駐車場で自分のバイクを眺めながら妄想を膨らませてニタニタしたくなるじゃないですか。
そんな話をしながら、ツーリングしてる時あなたは感じるかもしれません。
「さて、走ってる時って自分は上手くなったのだろうか?」
今日はまずこんなテーマを軸に話していきましょうか。
・・・・段々とマクラが長くなってきてますね・・・・・
まぁ良いや、はじめましょう。



さてはじめるにあたってなんですが、あなたがバイクに乗る前にはどんなルーティンで乗りはじめますかね?
よく、燃料オイル車体・・・・なんて色々How toガイドで書いてありますけど、その辺は基本として話を進めます。
勿論この辺とても大事ですし、自分の安全ってバイクなら尚更。
ヘルメットも出来れば高機能タイプなんてカッコイイですし、走ってるとマジ快適。
ここ最近はバイク人口の上昇とか、諸々良い傾向の様だと報道されたりしてますし、便利な商品も沢山出来てきてます。
だからこそ知らなくちゃいけない事。
「バイクはコケるものです」
そしてモトジムカーナをするにあたって。
練習するなら基本点検は必須、かつ何かあったら間違いなく怪我します。
その点であると便利なもの、と言うのが次に述べるお話。

・ 防具
さっきの話で触れましたけど、コケるって事は痛いですね。
とならばコケても安全にしたい。
となると身体を守る装備品は必要になります。
例えばこんなの。

参考:コミネ製のプロテクタ

最初ツーリング装備とかでも手初めは良いんですけど、どうしても走るのに熱が入っちゃいますよね。
そうした時に身体を守る装備品、大事な所がズレちゃ困るわけですよ。
ツーリング装備とかでもジャケットやライディングパンツなんかはプロテクタを挿入する前提、または元々入っている設計で作られてるワケですけど、あくまでもツーリングで快適かつ安全に走る為の装備。
スポーツライディングならスラロームやら色々激しく動くわけで、この辺りバイク漫画だとえのあきら先生の「ジャジャ」でも少し触れられております。
漫画の中でも触れられてますが、バイクに乗る事はスポーツなわけです。
サーキット走行会とか走った事ある人ならお分かりかと思いますけど、やらかしたら吹っ飛びますよね。
そうなった時に転んだら勢いで擦傷、吹っ飛べば打撲や骨折、脳震盪など、とにかく危険ですし、最悪の事も必ず頭に入れておこうってのが大事。
となれば上の写真の様なプロテクタやツナギ、ヘルメットも顔や頭を保護してくれるタイプがベストです。

半ヘル?
特攻服?
日章旗とかラメラメとか刺繍拘りましたとかで根性ありますアピールされましても当方そう言った業界の方々はミッキーマウスマーチとかプリキュアのテーマとかコールできる様になってからお越し下さいませ♪

・・・・話を戻しまして。
ちなみにモトジムカーナって基本的に国内フェデレーションの範疇からは抜けてます。
地域によっては承認クラブの運営の可能性もありますが、ここでは以下略という事で。
でもね、安全性はどのモータースポーツイベントでも疎かにしちゃいけません、なので市販のツナギとかならMFJ承認モデルが大半でしょうし、写真で紹介したプロテクタと革製モトパン

参考:コミネ製モトパン、スライダー付き

こんな感じのモトパンにサーキット装備のライディングブーツ、プロテクタの上にモトクロスジャージ着てる人が今のモトジムカーナ界隈では多いですね。
特にスリップダウンで転けるとなればサーキットライディングに比べ速度域の低いモータースポーツと言えるモトジムカーナとは言え足を挟んで関節技キメられた状態とも言える格好ですので動けなくなる事もあるわけです。
そんな時に足を挟まれても最悪バイクを離して逃げられるってのがそう言った装備なのです。
意味があるんですよ。

・応急処置品や緊急時の連絡先など。
さて練習して転んで怪我しちゃいました、となると身体痛いし・・・・・
割とココであるのが「ツバつけとけば治るし」発想。
正直いけませんね。
若い方なら「親に迷惑が・・・」とか、「ダンナが・・・・」とか「ヨメが・・・・」ってなってしまいがち。
そんな時に頼らないのはハッキリ言って「甘え」だと田圃さんは思います。
別にデレデレして魅せつけろって話じゃなくてねw
なので持ってると便利な自己保護の為の装備品として、
応急処置キット
ツーリングバッグに名前と住所の入るタグ(トランポならミラーなどわかる所に自己証明出来るカードホルダーがベスト)
保険証など自己の分かる書類
こんなものを開催会場に持っていくと良いと思います。
正直何かあった時に連絡先もないんじゃ助けたくても助けられませんし、誰かに頼るにしてもどうしたらいいのか分かりませんよね。
俺どの選手がぶっ飛んだとしても必ず状況確認から入りますし、最悪ツナギとか応急処置や救急車への引き渡し前の初期の身体の開放ならハサミで服を切るのも厭わないです。
何でって、「命あっての物種」なんですよ。
あの世行きじゃぁ遅いんです、必ず念頭においておきましょう。

・バイク本体
「バイクはコケるものです」
と言うのは先程お話しした通り。
となればコケた時の対策ってなんだと思います?
コケる、ふっ飛ぶってコトはバイクそのものも壊れる訳ですし、基本点検のマクラで触れましたが、燃料タンクやエンジンも割れたりして油脂や水冷なら冷却水も噴いちゃうワケです。
良くロードレースやモトクロスなどフェデレーション承認競技のレギュレーションシートでも触れられていますが、油脂類拡散防止対策でオイルパンタイプのアンダーカバー付けてますよね。
こんなヤツ。

参考:グロムカップと思しきレース対応アンダーカバー

※確かコレに防炎仕様のオイル吸収材も入れたりするんでしたっけ、詳しい方よろしくお願いします。

まぁそこまではモトジムカーナだと求められたりはしないんですけど、やっておくと良いよねって言われてるのがワイヤリング処置。

参考:ヨシムラ公式ブログでのオイルフィラーキャップのワイヤリング

詳しくはワイヤリングで検索してもらうとして、油脂類の飛散でコース清掃、競技の最中なら処理の為の中断時間でかなり長くなります。
大半がお借りしているコースなわけですから配慮しておくのはとても大事ですし、緩み防止は勿論の事、二次的な火災の危険性とかも防ぐ意味合いがあるはずです。
バイクに消火器積めませんし、そもそもGPマシンに積んでるの見たこと無いし・・・・・・

そしてモトジムカーナ特有の装備と言われるのが「バンパー」

参考:四国在住の紫摩さんのジムカーナ愛機装着のバンパー

安全運転講習会とかで元々有名であったと思われる鈴鹿「プロスマン」製作のバンパー、モトジムカーナ界で最高峰A級の作田選手作成の「SSB:サクタスポーツバンパー」、同じくA級親子のパワーバンドきむら製「PBKバンパー」、愛媛のバイクヘルパーハマシタ製「BHA:バイクヘルパーアーマー」が界隈では有名です。
単品製作な処も多いですからまずはお問合せから。
ちなみにバンパーが売れても自分のとこには利益は出ませんが、装着したツーリングライダーのあなたなら動画撮影用のマウントが増える特典が付きますよw
あとはクランクケースガードとかあると発電系がクランクに集中しているのでそれの犠牲電食みたいなモノでしょう、役には立ちそうです。

他にはココ最近の界隈での傾向として、マグネット式キルスイッチ。

参考:FIM公認モデルのトライアル向けキルスイッチ

よくエンジンキーを回さないで止めたい人はキルスイッチ使いますよね。
あとは現行モデルだとスマートキー仕様になって、セルとキルスイッチの兼用タイプのスイッチも公道用として出てきました。
メーカーさん頑張ってますよねぇ。
赤い塗色になってるのも素早くスイッチが切れる様にする為。
ではスポーツライディングで吹っ飛んだら?
そんな時に写真のマグネットキルスイッチがあるわけです。
キルスイッチとリレーシュコードを腕に巻いて、吹っ飛んだ際にマグネットが離れてエンジンが止まる。
確か原典はPWC(水上オートバイとも呼ばれます)辺りだったかと思います。
陸上競技だとモトトライアルやスノーモビル、エンデューロやクロスカントリーレースとかでも使用例がある様ですね。
コレで分かるのは「二次災害防止」
ふっ飛んでエンジンが止まらなくて暴走、コレが割と洒落にならない。
それを防止する目的でこう言う装備が出来たわけですね。
とりあえずモトジムカーナ界隈ではレギュレーションシートでは「推奨」とはなっていますけど、一度車輌暴走が事故事例としてあってから選手間でも安全対策って大事だよねと言う茶呑み話があったかは分かりませんが装着車輌が増えてきている、と言うのが自分の印象です。

他には脱落防止としてやっておくと良いかもしれないとすれば、「取り付け部品の剛結」でしょうか。
例えばカウリング。
割と界隈だとフルバンクさせていくと路面に擦って段々とカウリングが削れていくってのを見る機会があります。
どうしても消耗品なんですよね。
そこで留める位置をフレームに確実に固定、分離しそうなカウリングなら最低タイラップで止めておいたりすればタイヤやパイロン巻き込んだ時にも安全でしょうし、割れたりした時の脱落でタイヤに巻き込んでふっ飛ぶ可能性を低く出来るとは思っています。

と、長々とお母さんの様な説教話みたくなってしまいましたが、速さを目指すのは勿論ですし、自分の実力を上げていく事もまたモトジムカーナの楽しさ。
そんな中で楽しく続けていくにはどうしたらいいか、って事の一助になると良いなぁと思いつつ今日はここまでとしたいと思います。

次回ですが、何をテーマにしましょうか、ちょいと鋭意検討中です。
こんな話題なら面白いかもしれない、って話を思い付きましたら耳打ちしてみてください、自分の実力は大した事ないですけどこんな機会があったからこそのネタが膨らみそうですので、お待ちしております♪

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