見出し画像

【朝渋】僕らはSNSでモノを買う

おはようございます。
1週間ぶりの更新になってしまいました……。
昨日・今日と2連休でして、
今日も昨日に引き続きちまちまやりたいことしながら
休日を満喫しようと思います(*^^*)


パーソナルメディアの集合体

本日の朝渋オンラインのトークイベントに
ゲストでいらっしゃったのは
『僕らはSNSでモノを買う』の著者の飯高悠太さん。
商品を販売するマーケティング戦略として
『SNSの活用とその効果』について
お話しくださいました。
中でも印象的だったのが
1人1人がSNSで情報を発信することを
パーソナルメディアの集合体
と飯高さんが称していること。
確かにSNSの発展と浸透で世界にいる1人1人が
様々なSNSを使って世界に発信していますよね。
しかもその速度は従来のメディアと言われている
・テレビ
・ラジオ
・雑誌
・新聞
の放送や掲載よりも段違いに早く流れます。
そのことから、
SNSアカウントを持って発信している人たちを
『パーソナルメディアの集合体』と称したのは
的を得た表現だなと思いました。 




画像1

UGCの重要性

私の個人的な話になりますが、
私は今年の7月にインスタの広告を見てバックパックを買いました。
海外のメーカーのようで、
インスタで商品紹介の動画を何度も見ている内に
どうしても欲しくなって買ったんです。笑

今回のイベントもそういう話なのかな
と思いましたが、少しだけ違いました。
飯高さんが言う『SNSでモノを買う』という本質は、
誰が、何を発信しているか。
そして、その人の言う言葉に感化されて購買行動を起こす。
いわゆる『口コミ』のことだったんです。

画像2

画像3

マーケティングのゴールは
商品購入・申し込みになりますが、
SNSユーザーは年々増加傾向にあるにもかかわらず、
そこに出ている商品購入者の投稿(口コミ)を
活用している日本企業は少なく活用できていない
と飯高さんは言います。
何でもかんでも自社商品を購入したユーザーのSNSを
フォローしたりリツイートすればいい
ということでもないですが、
ユーザーの声に対して何か反応があると
消費者側としても
「声を聴いてくれた」と嬉しさを覚え、
次の購買意欲のきっかけにもなるのではないか
と思いました。

一方で私も考えてみたら
『SNSを使ってサービスを宣伝する』ということが
最近増えてきたなと思いました。
これが飯高さんがいうUGCになるかはわかりませんが、
自分が体験したものについて
「これいい!!」
「これ微妙かも……」
って思ったものって大抵誰かに伝えたくなりませんか?
それをSNSで発信することで、
それを見た他の誰かの購買行動に一役買う
ことになるんですね。
さらにその時の購買決定に大きく影響を与えているのが、
『家族・友人・知人』からの勧め
だそうです。

画像4

めっちゃわかる気がします。笑

先日手帳好きの友達とたまたまスタバで会った際、
彼女が来年の手帳用に欲しいと思っていた手帳と
同じものを私が持っていて、
今別のノートで使ってしていることの使い方に
悩んでいたので、
候補として考えていた手帳の実物を見せながら
使い方についてアドバイスをしたら
その2時間後に
「友達にアドバイス受けて、ロフトで買いました♪」
とインスタにその写メを上げていました。

今日の飯高さんの話を聴いて、
「これってああいうことなのか」と思いました。笑

モノを買うって企業の宣伝から買うこともあると思いますが
それってそのブランドのコアなファンである場合に限られる
ことであり、
あまり購買意欲の低めなモノに対しては、
実際のユーザー、それも身近にいる人の言葉を基準に
モノを買うことの方が確かに多い気がします。
私も口コミを見て買うか否かを参考にしたりしますが、
より身近な人の使用感にはとても大きな購買衝動を覚えます。笑
(こと手帳やノートに関しては。笑)
そして勧められたことについて結果をSNSに投稿する。
それを見た別のフォロワーさんがさらに購買決定の参考にする。
そうした輪の循環が今の市場の一つでもあるんですね。




『コミュニティマーケティング』とも似ているかも

6月に朝渋のイベントであった
小島さんの『コミュニティマーケティング』
これもまた、ある意味同じようなことを言っていたいな
と思い出しました。

マーケティングとは
ターゲットに行動変容を促すあらゆる活動
誰に(WHO)、何を(WHAT)、どう伝えるか(HOW)
が大事だと仰っていました。
実際に購入した顧客を集めたコミュニティを作り、
そのコミュニティに集まってきたメンバーたちの
リーダー層が商品・サービスのファンであり、
アウトプットすると小島さんは仰っていましたが、
今回のSNSマーケティングも
誰が何を伝えているのか=商品の購入者(顧客)
という点においては同じだということ。

結局人は、
身近な誰か(どんなことをしている人なのか)
の一言でモノを買う
んですね。


今回はマーケティングという普段あまり関りの少ない
話題ではありましたが、
飯高さんの話を聴いていたら、
意外とマーケティングって身近にあるものなんだな
と実感しました。
ネット環境が進化して、よりSNSが発展し、
どんどん情報量は増えていく一方になりますが、
そんな情報過多の時代だからこそ、
自分の価値・基準を明確にし、
足りない部分は身近な人の声を聴くことで
自分に合うものを取捨選択していきながら
モノ(サービス)を買っていきたいですね。


この記事が参加している募集

イベントレポ