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地域と起業家を結ぶ!「ちいクラ」未来会議\祝!7周年/

1月15日、サイボウズの社長室から生まれたプロジェクトのひとつ、地域と地元の起業家を結ぶ「地域クラウド交流会(以下、ちいクラ)」の7周年を祝う、オンライン会議が開催されました!

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集合写真

【地域クラウド交流会(通称:ちいクラ)とは】
地域クラウド交流会は地域住民が起業家の応援を通して、地域活性化を目指す交流会形式のイベントです。起業家だけでなく、地域の人たちが参加することで、地域全体のビジネスの活性化につながることを目的としています。
引用:地域クラウド交流会サイトより

https://chiiki-cloud.cybozu.co.jp/

最初はサイボウズ社長室の室長であり、“複業家”としても活動している中村龍太からご挨拶。

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中村龍太

自身が住む千葉・印西市にあるビニールハウスオフィス(印西グリーンベース)の中から、近況報告を含めてお話しました。(おしゃれな構造な上、Wi-Fiも完備!)
「ちいクラの(イベントなどが)オンラインで始まったのはコロナが原因だったと思うんですが、その結果、皆さんが“地域”で活躍することに。おなじく、サイボウズの人間も日本橋(サイボウズ東京オフィスの所在地)だけが拠点じゃない!と、行動変容が起きています。僕はそういう行動変容の中で、地域との関わりがすごく増えたんです。そこで、今日は印西を紹介したいと思うんですけど……。」と、外へ。

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畑の風景

「少し前まで千葉県は雪に見舞われていたんですけど、すっかり溶けてしまいました。私はここでサイボウズの仕事をしながら、地域の人と一緒ににんじんを作っています。ちょっと掘ってみましょうか。…あった、あった!」

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にんじん発見!
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にんじん収穫

「よいしょ…リコピンにんじん、こんなに大きいんですけどね。こういうにんじんを作って地域に貢献しております!
大切なのは、ちいクラでも言っていますが“その仕事を応援したくなる”ということ。応援するって言うのが地域では大切だなと思っていて、それを体感しながら仕事をさせてもらっている感じです。
今日は皆さんの近況を共有しながら、未来を考えていけたらと思います。」

つづいて、ちいクラを立ち上げた永岡恵美子より2021年の開催報告。

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永岡恵美子

サイボウズ社長室・地域クラウドプロデューサー。千葉県出身。㈱日本興業銀行(現:みずほ銀行)にて15年間勤務。退職後、ベンチャー起業、㈱企業再生支援機構、千葉市起業家支援施設館長などを経て、2014年よりサイボウズ入社。立ち上げた「ちいクラ」の参加人数は2万人を超えている。

6月に福島・郡山市で行われた第3回郡山ちいクラと、10月に鳥取・兵庫・京都と地域を跨いで行われた第1回山陰海岸ジオパークちいクラを紹介しました。
いずれもコロナ禍によるオンライン開催だったため、開催に携わった方の声を聞くことに。まずは、郡山のちいクラのオーガナイザーを務めた三部香奈さんに感想をうかがいました。

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三部香奈さん

「去年6月に完全オンラインで開催しました。参加者の方に対し、いつもと違う誘導になったのが難しかったり、運用や進行台本をオンライン用に修正する必要があったりしましたが、あとは基本的にちいクラのマニュアル通りに進められました。私の中で、オンラインはリアルに比べて熱量を感じづらく、満足度が低くなるのではないかと思っていましたが、結果、今までで最高の満足度をいただけてすごく感動しました。」(ちいクラはイベントの最後にアンケートを行い、参加者からの満足度を数字にして発表します)
続けて、
「オンラインは全国のちいクラのファンと繋がれるところがすごくいいなと思ったので、今後はオンラインとリアルを組み合わせながらしていけたらいいかなと思っています。」
と、オンライン開催に対する手応えを話してくださいました。(第3回郡山ちいクラの記事はこちら

次に地域を跨いで山陰海岸ジオパークのちいクラを開催した、但馬信用金庫の川上晃弘さん

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川上晃弘さん

「オーガナイザーは私の上司にやっていただきました。自身のネットワークからプレゼンターを集めているのが興味深く学びになりました。
ただひとつ、運営の中で、少人数に分けて話すことができる“ブレイクアウトミーティング”が設定できなかった点が残念だったなと思っています。そうした経験から、やはり”オンラインよりリアル”と考え、次の豊岡でのちいクラはリアル開催を目指しています。」

今年2月に開催予定だった兵庫・豊岡市でのちいクラはコロナの感染拡大を受けて延期を決め、今後のリアル開催に向け模索を続けていると言います。

同じく但馬信用金庫の松原健一さん

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松原健一さん

「豊岡ちいクラに参加予定のプレゼンターの方からもリアル開催を望む声をいただいたので、コロナの状況を見ながらなるべく早くやっていけたらなと思っています。」
と気持ちを高めていました。

三部さんのようにオンラインの可能性を実感した方もいれば、但馬信用金庫のお二人のようにリアル開催の良さを再確認した方も。各自の経験に合わせて開催方法を検討できるようになったのも、コロナがきっかけて見えた新しい可能性。多様な未来が見えたような気がしました。

このほかも、未来会議に集まったちいクラのオーガナイザー約20人が近況報告。それぞれ2分程でコンパクトにまとめていただきましたが、地域での活躍や、今後のちいクラへの展望をキラキラした表情で語ってくださいました。

最後に、地域創生に携わるサイボウズ社長室・フェローの野水克也からもひとこと。

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野水克也

「僕の仕事は地方をまわって講演したりするのが主。地方に出張に行かないと新しい繋がりが広がらないという部分があって、今日皆さんのお話を聞いて、地方は地方で盛り上がっているのがいいなと感じました。なかなか感染がおさまらず、行けない状況が続いていますが、機会を見つけて皆さんのところに行けたらいいなと思っています。プライベートでは石川の能登に古民家を買いました(※野水の書いた空き家購入の記事はこちら。今後はそれを使って何かしたいなと思っています。今後は僕も地方に戻っていく形になっていくのかな。」
皆さんの近況報告に心を動かされたようでした。

コロナ禍でさまざまな制限がある中でも、地域に根ざして活躍するオーガナイザーの皆さん。今後への展望を語り合う中で、まだまだ先が見えないコロナ禍でも希望の光が見えたように感じました。

今後の開催などが決まったらサイボウズ社長室SNSでもお知らせをしていきます✏️



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