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『奇跡』ではない

スポーツの秋
小さな頃から
運動する事が好きだった
地域の子供会にも入ってた
初めはとっても弱くて
大会はいつも初戦敗退…

優しい部長に
とっても怖いコーチ
『時の運命』って言う
とんでもなく
しんどい練習もあったりして…

夏の合宿に
毎週末の厳しい練習…
大きな声と気力で
何とか乗り越えた
練習が嫌になって
週末の天気予報
雨が降るとなれば
大喜びする事もあったかな…

そんな中でも
1番好きだったのが
大会前日に配られる
ユニフォーム☆
レギュラーしか貰えないから
頑張ったご褒美な気がして…

沢山の大会の中でも
1番の思い出
それは大きな球技場で行われた
『卒業大会』
決勝まで上がると
名前を呼ばれる
とっても緊張する瞬間だった

これが最後の試合
みんなで円陣組んで
普段ならクールなキャプテンも
この日は違って見えた
それぞれにある歌を
大きな声で歌う応援歌
忘れられない感動が
そこにあった
結果はもちろん『優勝』

これは『奇跡』ではない
これは『実力』で得た
優勝なんだ

スポーツを通して
色んな事を知った
礼儀正しく生きる事…
教えてもらえる喜びに
教える難しさ…
厳しい中にも
温かい優しさがある事
そして仲間との絆に
諦めない強さ…

色んな事を教えてくれる
スポーツって奥が深いよね☆



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