梅雨が始まる頃
大切な人を失った
全く予期せぬ事
いつまでも一緒にいられると
そう思ってたのに
どうして突然
いなくなっちゃったの？

僕はまだ子供で
自分の事しか考えてなかった
あなたが淋しい思いをしてる事にも
あなたの身体が辛い事にも
何も気づけずに…

僕はベットに横たわるあなたに
何度も何度も謝った
気づいてあげられなくて
ごめんなさい
何もしてあげれなくて
ごめんなさい　
お願いその目を開けて
そしてもう一度一緒に過ごそうよ
今度はたくさんお喋りしようよ
色んな場所に行こうよ
そしてあなたが聞いて欲しかった
話をたくさん聞かせて欲しい…
どんなに話しかけても
聞こえるはずもない僕の声

あなたが何を望んでたかは
分からない
ただ今の僕には
『後悔』の文字しか残っていない
神様…お願い
もう一度僕にチャンスをください
僕はあなたの手を握り
ずっと祈った

だけど僕の願いは叶うことはなかった…
あなたは今どこにいますか？