年金について調べたことのまとめ
種ノ箱の企画で、おカネの勉強会を始めました。
初回のテーマは、何かと話題になった「年金」。
店主は、会社勤めを経て、個人事業主として種ノ箱をオープンしているのですが、年金の知識は、特に持っていませんでした。
興味を持ったのと、イベントを開催して調べたので、さらっとまとめておきます。
まず、年金は基本的に仕事をして稼ぐ体力のある「現役世代」から、高齢になって働けなくなった「高齢世代」への仕送りの仕組みになっているそうです。
年金の収入は
保険料 67%、税金 23%、解散した厚生年金 8%、その他 2%
年金の支出は
給付 96%、運用積立金 3%
運用積立金、つまり仕送りの一部を運用しているんですね。
なぜ、運用しているかを調べると、
『急激な少子高齢化が進むと、支え手の減少から保険料収入が減り、高齢者の増加から給付が増える』ことに対応するためだそうです。
「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)という独立行政法人が行っていることがわかりました。
ところで、「年金がもらえない」とか、「人生100年時代にも安心」という話の真相は、「マクロ経済スライド」が関係しているのかなと思いました。
マクロ経済スライドは、『財源の範囲内で給付水準を自動調整する仕組み』で、少子高齢化で給付金を抑える効果があるそうです。
公的年金の見込みと実績の財政バランスをチェックするのが「財政検証」で、5年ごとに行われます。今年(2019年)、実施されるらしいです。
ところで、積立金がなくなるとどうなるか、
「30%台の所得代替率」になるとかいてあるんですよね。
現役世代の30%なので、公的年金だけを頼りにしてるのはしんどくなりそうな感じがします。
何か足したいことが出てきたら、更新するかもしれませんが、とりあえず、ここまで。
日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間「種ノ箱」。 種ノ箱は、昭和三十年代に建てられた大阪玉造の木造長屋の中にある茶の間です。 四畳半のたたみと三畳ちょっとのキッチンがついた和室で、紅茶と日本茶のゆるいセミナーをやってます。