日本共産党の内部から改革の動きが出ている件。

かもがわ出版といえば、大月書店などとならんで日本共産党の支持をうったえる本をだすシンパだと思っていました。つまり、ほぼ党員が社員であり、党本部の意向に反する本はまず出さないだろうとみていました。
ところが近刊の予告で、そのイメージがくつがえりました。

60年という長い党歴をもつ古参の党員が著者だそうですが、あの志位委員長に引退を勧告する本がでるということです。そして新しい委員長は党内で公選するべきだと。
これはおどろきでしたが、それだけ危機感がつのっているのかもしれません。

また松竹伸幸さんという共産党員のかたが、文春新書から党首公選制をうったえる本を出すこともニュースになっています。この松竹さんは元かもがわ出版の編集顧問をなさっていたようです。

松竹さんはコラムでも自ら党首選挙に立候補するとの宣言をされています。

これらをみるかぎり、まだ改革の兆しは全国の規模というよりは、一人とそのかかわった出版社がみなもとになっているということかもしれません。
これにたいして、民主集中制を堅持していた党中央はどういう対応をするのでしょうか。注視していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?