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そういえば自己紹介記事書いてなかったから今さらだけど自己紹介するね

編み師たんじぇんと

自己紹介

編み物作家、『編み師』をしております、
たんじぇんと と申します。
サインコサインタンジェント、のタンジェント(ひらがな)です。
2016年ごろから「へんてこかわいい」をテーマに面白いと思ったものを節操なく編んで販売しております。
場合によっては出来ないこともありますが、ご依頼は可能な限り対応しますのでお気軽にお声掛けください。
編み物の本に作品提供したり、滅多にないですが作品のみのイベント出展もしたりなんかしてますね。その辺りの情報はプロフィールやSNSを見てみてください(丸投げかよ)

名古屋市生まれ、名古屋市育ち。1991年10月24日生まれ血液型はB型。アイコンの猫は今は亡き愛猫ほっちゃん。看板ねこです。
以下はどうでもいい情報です。どうでもいいのに長いよ。

名前の由来

前述の通り、数学のサインコサインタンジェントのタンジェントが元です。
なんで?って思いますよね。
わたしも作品提供した本の後ろに載ってる作家リストにある自分の名前見て、

『うわあ、浮いてる……。もっとかっこいい名前にすればよかった』

って毎回思います。もう今さら変えないけど。

それでそう、由来です。
わたしは物心ついた時から周りと合わないというよりは合わせられない子どもでした。
今でもまあ、そうなんですけど。

良く言えば個性的、
悪く言えば協調性の無い、空気の読めないやつ。
なんか最近よくいわれる発達障害とかそういうのなんでしょうかね、別になんでもいいですが。

その時々で仲良くなれるひとはいたんでけどね、でもその人にはもっと仲の良い人がいて。
波長っていうんですかね、あんまり合うひとがいなかった。いわゆる『ぼっち』というやつです。別にそれ自体苦ではなかったです、わたしはわたしなので。
でも学校ってやつはそういうの、良しとしないじゃないですか。遠足やら修学旅行やらで班を作れだのなんだの。いつもあぶれてました。
「ちょっと入れてもらってもいーい?」なんつって。
いじめられたこともあったな。
周囲と馴染めないやつでした。

そんなわたしが高校生のとき、数学で三角関数(サインコサインタンジェントのあれです)のグラフの授業でした。
サインコサインのグラフって形が同じなんですよ。
一方、タンジェント。y=tanθのグラフはサインコサインとは全く違うんです。

あ、これだ。と。直感で思ったんです。
そりゃ合わないよな、と授業中ひとりで納得してました。
わたしはtanθだ、と。

編み師たんじぇんとになる

そして時は流れ。
元々理系で生命工学に興味がありまして、わたしは大学院で研究者のタマゴをしていました。
新しい医療技術の開発をする研究をしていました。伏せますが先行研究が全く無い、おそらく世界で誰もやってない研究でした。

聞こえはいいけどね、
これ自体はわたしの誇りでもありますが、

先行研究が無いってことは、欲しいデータは自分で結果を出すしかないんです。それも何度も何度も実験を重ねて、それが真実だということを示さなければならない。
そして欲しいデータなんてそんなすぐに取れるわけないんですよ。そのデータを取るためにまずこの準備をして、この準備をする為にはあの準備が必要で……。の、繰り返し。

基本的に実験操作やその後どんな実験していくかは研究室の先輩に教えてもらうんですが、同じ研究グループでもわたしと先輩では全く違う研究だったのでアドバイスも何も無いんですよね。

聞いたところで意味ないならもういいや、ってなっちゃった。それが先輩の気に障ったんでしょうか、シンプルにイジメられました。どんなイジメだったか詳しくここには書けないほど、ね。

ちょうどその頃、STAP細胞が炎上していました。
そもそも男性が多い理系の世界、理系女性研究者へのアタリがすごかったです。特にカーストの底辺、研究実績も何も無いわたしには。
同じ研究室の教授連中から全く知らない研究室の先生にまで『そのデータ本物?』『嘘ついてない?』『嘘は書くなよ』とか言われました。
信頼していた先生にまで。
これがキツかった。本当に。

憧れていた世界はこんなにも醜いのかと、失望しました。

次第に心が、身体が、壊れていきました。
研究室にも行けなくなりました。頑張って行こうとすると涙が止まらなかった。
そして大学院を中退しました。
今でも障害として残っています。半端に研究を投げ出し逃げた報いでしょうね。

すり減った精神。不眠症で夜も眠れず、持て余した時間で趣味のひとつだった編み物を始めました。これが心地よかった。
なにも嫌なことを考えず、無になれる時間。

しかし作品が増える増える。
そこでふと、思ったんですよ

あれ?これ、売れるんじゃね?

と。

そんな感じでここから『編み師たんじぇんと』が生まれたわけです。ひらがなにしたのは、みうらじゅん氏リスペクトから。

そしてたんじぇんと(tangent)にはわたしの大好きな意味があります。
それは『接線』
定義は色々あるんでめんどくさいんですが、簡単に言ってしまえばある1点を共有する線のこと。
ピトッて。

編み物と何かを誰かを繋ぐ接線になれたら。
こんなに嬉しいことはないです。

これまで色んなジャンルの方と出会いました。
つい最近はなんといってもTHE ALFEE。

さて、これからどうなるやら。


ここまで長々と読んでいただきありがとうございます。
どうぞよろしくしてください。
あ!作品も購入してくださったら嬉しいです。

じゃ、またね。

編み師たんじぇんと



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