これ俺詐欺

大したことしていないのに、あれは自分のおかげで出来上がった的な語りをする会話に遭遇したことってありますよね。
それを、これ俺詐欺 と命名しました。
僕も昔は、そういうことを言ってしまう時期もあったと思いますが、おばあちゃんに育てられた僕は、いつも感謝しなさいと口うるさく言われてきたせいか、最近ではどんな出来事も、まわりにいてくれる家族や仲間のおかげなんだと思う自分がいます。

先日、妻にとある方を紹介させてもらったのですが、どうやらそれが上手く進むことになったようで、紹介させて貰ってよかったーって、思っていましたが、妻は↓こう言われたそうです。

先日、他人の七光りについて書かせて頂きましたが、
https://note.mu/tanijirimakoto/n/naae1fcd33cf8
実際に僕が光ることができている背景には、健康をサポートしてくれている妻の食事があったり、時に厳しく叱ってくれることや、大変さを一緒に乗り越えてくれる仲間がいるから、輝けるんだと思うわけです。
だから、仮に僕が何かのお役に立てたとしても、そう出来る僕の精神の背景について考えてみれば、答えは明確ですね。

おばあちゃんは、いつも「有り難い」って連発していましたが、気がつけば有り難いって言っている自分がいます。
仕事で上手く行かなくて怒られたりしても、それをちゃんと伝えてくれて有り難うって思うと、怒られることもまんざら悪いことでもない気持ちにさえなります。

これ俺詐欺の精神だと、きっと怒られたときに、自分のことを振り返るよりも先に誰かのせいにしてしまうと思うんです。
良いとこどりではなく、誠実に向き合うために、良いことも、良くないことも、向き合いながら丁寧な言葉で、日々をおくること。
丁寧な言葉の選択が、丁寧な人たちとの出会いや、環境を導いてくれることになると信じています。

お陰に様をつけて、おかげさまですね。

公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。