今更だけどTOKIOの夏フェス出演について

もう3週間くらい経ってて今更感があるんだけど、TOKIOの夏フェス出演について思ってることをば。先に僕の態度を示しとくと、すごく見たいのでサマソニは行く気満々。物価(チケット代だけでなく)が高いのはネックだけどほぼ確定。その上で、この出演の一報について色々考えたことをちょこっとだけ書いておきます。

TOKIOが夏フェスに出た理由は二つあると思っている。一つはお題目としてある「ジャニーズ事務所自体の国内マーケット拡大の先兵」。そして言い方は悪いけど「TOKIO自体のテコ入れ」。その二つを満たすのに「TOKIOの夏フェス出演」ということがすごく良いアイディアだったからと考えている。

一つ目。これは自分自身ブログで何度も取り上げているけど、日本国内における音楽パッケージメディアの売上は減少の一途を続けているため、音楽配信に頼っていないジャニーズ事務所の危機感は相当な物だったと考えられる。そのためには「CDを買ってくれるファン」を増やさなくてはいけない。そのためには「今までジャニーズ系グループのパフォーマンスを見たこと無い層」にアプローチする必要がある。そうなると一番パッと思い浮かぶのは近年規模が拡大している夏フェス(個々のフェスはともかくとして、全体的なマーケット規模は増加の一途)。しかしながら、ここに出演するミュージシャンはだいたい洋邦問わずロックバンド中心。ならばバンドフォーマットをTOKIOがまず出るのが最適、という考えになったのだろう。昨年ロックフェスに大量進出したアイドルの中でもBABYMETALがトップクラスに盛り上がったのは元々の知名度だけでなくバックに(エア演奏であっても)バンドが付いていたことは要因の一つとして挙げられる(若干手前味噌)。

もう一つの理由。TOKIOファンらしき人がTwitterで「TOKIO地蔵とか言うけど、そんなにファンいないし」と言ってたけど、それはおそらく間違いなくて、残念ながらTOKIOはジャニーズグループの中で現状最もCDの売上が低いグループ。最新シングルの比較を見れば一目瞭然。最新シングルは20,000枚を切り、オリコンチャートでもギリギリトップ10圏内。それゆえに、今年は20周年だしファン拡大の良いきっかけないかな、と考えたところで一つ目の話と重なるわけ。しかもネットにメンバーの写真をアップさせないことで有名なジャニーズ事務所が、ラインナップに写真を掲載することを許しているわけだから、相当本気なんだろう。

そういう意味で、TOKIOの夏フェス出演にはとても納得できる理由があるわけです。ここからは余計な話。

去年のサマソニで話題になったミスチル地蔵みたいな物はきっと出ないんじゃないかと思っているんだけど、「TOKIOさんのファンの人も夏フェスでいろんな音楽聴けば人生変わるかも」というようなサカナクション山口さんの発言は率直に言うとTOKIOのファンをバカにしてるな、と思った。彼はいつも「日本でアンダーグラウンド(マイノリティ)であるロックを、自分たちに与えられたTV出演などの機会を通じてオーバーグラウンド(マス)と繋げる」ことを使命に挙げているなど、売れていることに対して自覚的で、かつビジョンをきちんと持ってやっているので、そのいつもの態度から出て来ている物だと考えられる。僕自身彼等のことは好きなのでその辺の意図はよく分かるんだけど、分かるんだけどこの発言はあまりにも筋が悪い。むしろ一般の夏フェスにくるロックファンがTOKIOの演奏にノックアウトされることの方がよっぽどあるんじゃないかと思う(それは母数の関係もあるけどw)。むしろ、それこそがTOKIOの、ジャニーズ事務所の考えていることなんだから。

※実際に見て感じたことなども含めてブログに掲載しました。
http://magamo.opal.ne.jp/blog/?p=2299

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たにみやん

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