2015年7〜9月に聴いて良かったCD

四半期ごとにやると決めたので今回もやります。Apple Musicなる物を手に入れた結果、飛躍的に聴ける物が増えたのでバラエティに富んでる、かも。因みにあくまで今年のリリースに限ります。

Faint★Star「PL4E」

Faint★Star、曲はポップでオシャレでとても良い。

Suchmos「THE BAY」

ネオソウル的な現在進行形のブラックミュージックを自分たちの血肉として取り入れたバンドとしては出色の出来。グルーブ感たまらない。ライブで観たいです。

Emelard「2011ep」

こちらも所謂現在進行形のブラックミュージックを血肉としているバンドの一つで、独特の暖かみを持ったサウンド・歌声が個性として際立っている。このCDの発売記念インストアイベントでようやく見ることが出来ました。

レミ街「フ ェ ネ ス テ ィ カ」

レミ街、昔CD買ってたの思い出した。民族音楽的な物から打ち込み、ラウンジミュージックなどそれこそ色々なさウンドを横断しているのが特徴。BGMなんかにもいいんじゃないかな。

ESNO「Release」

ジャジーヒップホップ+かわいい女の子の歌声=最高って奴で、あざといとか言われようが断固推す。リリスクゆみずさんの「ターニングポイント」、DAOKOの「夕暮れパラレリズム」もいいんだけど、上にMV挙げた「21時のクラゲと月」がとんでもなく良い。

LUCKY TAPES「The SHOW」

率直に言ってハッピーなグッドミュージック。アーバンでカッティングは行ってブラックミュージック調という最近のインディーズ方面で流行ど真ん中のサウンドながら、コーラスワークなんかが工夫されており曲の完成度は高いと思う。あまり同意されないかもしれないけどビートルズっぽさも感じた。

Alfred Beach Sandal「Unknown Moments」

先行EPも良かった(特にアルバム未収録のNOKKO「人魚」カバー)けど、これも全体的に良い。アンニュイな雰囲気と浮遊感のある音像がたまらなくクセになる。

LLLL「Faithful」

エレクトロ+シューゲイザー+細めのガールズボーカル=最高にドープなわけで、ヘッドホンしてそれ相応の音量で聴くこと推奨(耳はお大事に)。一部曲の旋律がファイナルファンタジーっぽくて、なんか6以降のFFにはまりそうな曲だよなという感じであった。

清竜人25「PROPOSE」

何よりもライブで既に披露されていた鉄板の楽曲群がCD収録されたのがたまらない。新曲もカワイイしハッピーだし、最後の誓いのワルツはなんか胸に迫るものがあるしで大変良し。

パスピエ「娑婆ラバ」

アルバム後半の「ハレとケ」「つくり囃子」「ギブとテイク」の3曲が非常に良い。特に「つくり囃子」は「最終電車」と並ぶ、現時点でのパスピエの最高傑作の一つに数え上げてもいいのではないかと思う。複雑かつド派手な楽曲構成と言葉遊びを多用した歌詞、そして逆に奇をてらわない歌詞を伸びやかに歌い上げるサビのメロディの説得力が凄まじい。

POLTA「SAD COMMUNICATION」

禁断の多数決に所属していた尾苗愛を中心とするバンドPOLTAの初の全国流通盤。全体的には色々オマージュを織り込んだ正統派のポップロックでサウンド自体は軽やか。しかし着目すべきはその歌われている内容。率直に言ってちょっと後ろ暗くて湿っぽい。普段歌の内容に共感することってあまりないんだけど、このアルバムに収録されていた「みそじれーしょん」という曲は衝撃的だった(お察しの通りきゃりーぱみゅぱみゅの「ふりそでーしょん」のオマージュだ。原曲サビ頭の「はたちー」とこの曲サビ頭の「わたしー」は同じメロディだ。更に言うと20歳を歌った「ふりそでーしょん」に対する返歌、とも言える)。そこで描かれる世界は、男女逆ではある物のあまりにも今の自分の境遇と通じるものがあって深く共感してしまった。そこに書き込まれている内容が「あるある!」ばっかで。その曲の最後のサビで出てくる「あたしこのまま死ぬのやだな」は今年一番印象に残っている歌詞だ。これと上のMVであげている「30」もそうだけど、果たして人生に焦燥感を感じる独身30代の心情をここまで赤裸々に歌った曲ってあっただろうか。僕は他に知らない。それだけでもこのアルバムは推すに足る。その上で尾苗さんのアンニュイさに満ちたボーカルが楽曲群にマッチしているのでもう素晴らしい。聴いて励まされるとかそういうのとは別次元で同世代の人達にとにかくお勧めしたい1枚だ。あ、もちろんそれ以外の楽曲もとても良いですよ。緩急ついてて、でも明るくなくて、一筋縄ではいかない感じがとても良い。1曲目の「遠くに行きたい」のイントロでもう優勝だったんだけどね、実は(笑)。1年半前にライブ見たっきりだしこの前のリリースパーティーも行けなかったので、ぜひ早急にライブ見に行きたい。

Awesome City Club「Awesome City Tracks 2」

前作リリースから5ヶ月ということや、タイトルが表すように連作であることからわかるようにベースの部分は前作とかなり同じでそれにリズムの揺らぎによるリズム感や趣向を変えた歌詞、ストリングスやサビのユニゾン等新規の音などを付加、という構造になっている(そしてそこがとても良い)。個人的には「Awesome City Tracks +1」みたいな感じ。その中で「GOLD」「アウトサイダー」や「Lullaby for TOKYO CITY」等々メロディが印象に残る曲が多かったように感じた。

Analogfish「Almost A Rainbow」

傑作。大傑作。1曲目の「Baby Soda Pop」からしてもう素晴らしいんだけど、「No Rain(No Rainbow)」「Tired」などメロディと歌詞がとにかく迫ってくるかのような曲が多い。そして、前作「最近のぼくら」と比べるとこれまたネオソウル的な物を始め、とにかくアレンジが今っぽくなっているように感じた。

星野みちる「You Love Me」

元AKB48のソロ歌手星野みちる。1曲目の「ディスコティークに連れてって」からしてグッドなディスコソウルで完璧。小西康陽が秋本康みたいな詞を書いている「夏なんだし」以外の曲はどれも良い。声が良いですね。

さて、洋楽はこちら。

Alabama Shakes「Sound & Color」

最近話題らしい!ということで聴いたらこれまた現代のポップミュージックって感じで、ceroなんかとも通じるところを感じたわけ。因みにボーカルのブリタにー・ハワードがポール・マッカートニーと共演している映像があって、それが大変良いので併せてご紹介。

Kamasi Washington「The Epic」

Flying LotusやTaylor Mcferrinの所属するBRAINFEEDERから、気鋭のジャズサックス奏者の新作。しかも3枚組。ボリュームに負けてない中身の濃さ。これもまた現代ジャズって感じでグルーヴ感が半端無い。ジャズっていう色眼鏡を外して聴くべき作品だけど、従来のジャズファンにも訴えかける作品になっている。

The Spandettes「Sequin Sunrise」

これだけは収録曲のYouTubeがないので、ジャケットの画像で。カナダの10人組バンドで、3ボーカルのハーモニーを活かしたディスコソウルが持ち味。とにかく軽快で踊れる感じ。9月に来日公演があったので見てきました。ホーン隊がいなくて残念だったけど、ドラムの音がからっとしてて、独特なグルーブ感があった。現代ジャズ的なアプローチとは真逆だけど、これはこれでとても好き。

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たにみやん

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