見出し画像

#25 「優しさとは」

優しさとは、なんだ。

優しい人間になりたい。

優しいひとの周りには優しいひとがいるから。


優しさとは気遣いの延長だと僕は思う。


この気遣いというのを会社員時代に徹底的に叩き込まれた自信がある。
※まだまだ未熟です。


お客様の欲しているものは何か、

お客様が不満を持っている空気を感じとってプランを変更する、

グラスの飲み物が開いたらすぐに注ぐ、

相手の考えていることを感じ取る、


これが入社当時は全くと言っていいほどできていなかった。

ただ、一人の私の上司(超厳しい、超関東人、超仕事できる、超変態、超体育会系)に私は育てていただいた。

この出会いは私の人生の中でとても大きな出会いである。

毎日怒鳴られ、時には無視され、ボロカスに言われ、悔しくて実は一回泣いた。笑

隣で運転手をしている時に急ブレーキ(僕は急ブレーキとは思わない)を何度か踏んでしまい、本気で降りろとなんども言われた。蒲田から世田谷まで走れと本気で言われたり、

仕事が終わらず、残業していると、なんで終わってねーんだよ、仕事できねーなとなんども言われた。強制的に帰らされた。


仕事が終わらず、近所のガストで作図していたら、その上司が勉強していた。

誰よりも仕事しているはずなのに、勉強していた。

その日から一緒に夜中までガストで勉強する日々が続いた。

自分の勉強よりも、僕の作図に対してアドバイスすることの方に時間をさいてくれた。

勉強終わりには299円のプレミアムモルツをいつもおごってくれた。

お金いっぱい持ってるはずじゃないのに、

たに〜、一緒にかっこいいもの作ろうなといつもいってくれた。

この人に教えてもらったことは山ほどある。


この人に追いついてやる、この人よりかっこいいものを作ってやるという思いで必死についていった。

今環境が変わって、他の人間に比べて気を使える人間でいれていると思う。

先輩あざす。


この人の好きな歌手は竹原ピストルである。

よー、そこの若いの

この歌をいつもやっすいスナックで歌っていた、

おごってくれた。お金いっぱい持ってるはずじゃないのに。

この文章を書きながら、昔を思い出してちょっと泣いてる。


先輩に負けないように今は英語頑張ります。

外国でかっこいい庭作るために。

先輩よりかっこいい庭作るために。

優しい(気遣いのできる)人間になるために。



なんかただの上司の好きなところ書いてるだけになってしまった。

久しぶりにメールしてみよっと。



fin.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?