キーが1つしか使えないとしたら?:Claude 3 vs Gemini Advanced vs ChatGPT-4
この記事ではClaude 3と、Gemini Advancedと、ChatGPT-4に同様の質問をして、その反応を確認する内容となります。
具体的に、もしもキーがnつしか押せないなら、という問いをして、その結果を確認するものです。
興味深いのは、Claude 3とGemini Advancedが意外と似た回答をしていました。
Claude 3はGoogle社(親会社はAlphabet社)の出資も受けているので、意外と内部構造に共通点があるのかもしれません。
以下結果です。AIサービス(モデル名)と、右に順に1つしか押せないなら、2つしか押せないなら、3つしか押せないなら、で順にあげてもらいました。
Claude 3:スペースキー、eキー、aキー
Gemini Advanced:スペースキー、eキー、tキー
ChatGPT-4:スペースキー、エンターキー、バックスペースキー
以下、その回答のセッションです。
個人的に、Gemini Advancedがかなり賢くなったのはビックリしました。
ただ、最後の方に「あなたが選んだキー3つを使って、コミュニケーションをとってみてください。」と指示を投げた際に、いつも通りのGeminiでしたが、概ねまともに使えるようになってきた印象です。
他方、やはりClaude 3は異常に性能が良いですね。
上記の質問を投げた際に、自分が選んだキーできちんと文を作ってきました。
ちなみに、こちら聞いたら意味は無いようです。しかし、これも創造ですね。
ChatGPT-4は、難しいといって投げてしまいました。
なんとなく他よりも面倒くさがる気質を持っている気がします。
(意味の無いこと、徒労に終わることはやらない!という性格を持っている気がします。)
まとめ
どのモデルも、まずは「スペースキー」を選んだのは大変興味深いです。
コミュニケーションに使える、操作に使えるといった理由ですが、この辺はっきりと納得できるのは、Gemini Advancedの理由かなと思います。
そこから、ChatGPT-4は他と異なる回答となりますが、Gemini AdvancedとClaude 3が「eキー」としたのも興味深いですね。
これを開発しているAnthropicは、AmazonやGoogleからの出資も受けているため、内部的にどうなっているのかは分かりませんが、お金の流れで見れば家族か親戚くらいだと思います。
ChatGPT-4はOpenAI、これに深いのはMicrosoftなので、そういった所で違いが顕著になるのかなと思います。一応、Copilot(Microsoft)も無料版の範囲で試しましたが、詳細な内容に差はあれど、ChatGPT-4と同じ選択でした。
しかし、いろいろなモデルをこうして使うと、その個性があるような気がして面白いですね。ただ、あくまで今時点の結果なので、今後良くも悪くも変化するという点はご留意ください。
話は逸れますが、ChatGPTで言えばGPT-5も夏に来るという噂もありますし、ワクワクしますね。ほか、生成AI関連で言えば内ゲバ的なのも面白いですよね🙄
(イーロンマスクとサム・アルトマンのお戯れ等)
人間の欲望がそこに渦巻いているのが、個人的には一番興味深いです。
おまけ(見出し画像)
関係無いですが、こういう感じにモニター置いてみたいですね。
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