トイレトレーニングの話

誰かの役にたつかも、っていうのと私の覚書のために書きます。
2歳の夏はトイレトレーニングに最適、という話は聞いていて
うちも2歳やから夏になったらやらなあかんなーぐらいに思ってました。

しかし、私の実母は自身の甥っ子姪っ子の子守をして
孫が既に二人いるためか
トイレトレーニングについては、なぜかめちゃめちゃやる気で。

母曰く、トイレトレーニングは一人でやると大変。
こっちに帰ってきたときにみんなでやろう。
だらだらやってもできない。3日から5日でカタをつけよう。
ふむふむ、なるほどと思ってました。
6月に帰省することにしていたので
じゃあ6月の帰省の時に…と思っていたら
GWに帰ったとき、全ての準備がされてました。

オマル、オマルの下に敷くアンパンマンのレジャーシート、古い手ぬぐいで作ったショートパンツ、大量の古雑巾。
ここで、母親に言われたのは
・何度か失敗させて、おしっこ漏らしたら気持ち悪いっていう感覚を身につけさせること
・親の都合で、パンツにしたりオムツにしたりしない。パンツにするなら、これからずっとパンツ
そう言われて、じゃあ出かける時とかはどうするん?と聞くと
オマル持っていったらいい、と。
姉は遠出する時、車のトランクにオマルをつんで
そこでおしっこさせてた、と。
マジか………
そこまでできる気が全然しない…
そして、雑巾はほんと大事。
失敗してもすぐ雑巾で吸収させたら
ほとんどのものは無事でした。
各部屋に二、三枚の雑巾が常にスタンバッてました。

1日目
母が作ってくれたショートパンツを見せて
(パンツも何もはかず、これだけはかせる)
「お姉さんだから、このパンツはいてみる?」
と聞くと、手ぬぐいの柄に喜んで
「はくー!」
と。
そこからは、一時間おきにオマルに座らせて
まずは一回オマルでトイレする感覚を身につけさせる。

最初のうちこそ喜んで座っていたが、
遊んでる時に声をかけるとものすごく嫌がった。
「いや!すわらない!いまあそんでるの!」
とテコでも動かず
無理やり抱っこして連れて行くも
(なにかを強制させられるのが大嫌いなお年頃)
オマルの上で足を踏ん張って、何が何でもすわらない!
という強い意志を見せられた。
それでも力づくで足を広げて座らせているときに
ジャーと漏らすということが何回かあった。
結局この日オマルでできたのは一回だけ。
しかも、もらしてる途中に座る感じ。

2日目
1日目とほぼ同じ状況。
何もないときは、おまるに座るときもあるけど
そろそろ出そうやなとか、もぞもぞし始めたなってときに座らせようとすると全力拒否。
何度も失敗した。
救いは畳で一度もやらなかったこと。
そしてこの日は、一度もおまるに座っておしっこすることはなかった。
実は自宅にはトイトレ用にアンパンマンのシールを買っていました。
まだ、トイトレするつもりじゃなかったので置いてきたのだけど
あまりの拒否ぶりに、シールを夫に速達で送ってもらい、ネットのトイトレ用のシールシートをプリントアウト。

3日目
朝起きたら座らせる、と母親から言われたけれど
座らせようとすると阿鼻叫喚。
日に日におまるへの拒否が強くなってた。
母親も「まだ早かったかな…」
と言い出す始末。
それでも、一回成功したら違うかもしれない
と、泣き叫ぶ娘をおまるに座らせる地獄絵図。
マジで心折れそうやった。
そうしてると、たまたま座った瞬間にでた
という経験が一回だけあった。
全員でめっちゃ褒めて、そして娘もうれしそう。
そこですかさず、アンパンマンのシールシートと夫に送ってもらったシールを見せて
「おまるでおしっこできたら、シールひとつ貼れるよ!」
「これに全部シール貼れたら、アンパンマンミュージアムいこう」
と言うと
「えー!アンパンマンミュージアム!」と、
アンパンマンミュージアムがどんなとこかわかってないのに、興奮。

あらめかけたその日はわりと調子がよく
数回はオマルでもおしっこできた。
偶然できた一回の経験が貴重で、そのおかげでできたんやと思う。

4日目
「おしっこできるようになったらアンパンマンミュージアムね」
が合言葉になって
オマルに座るのは嫌がらなくなった。
それでも遊びに夢中になってると、嫌がって
そのまま漏らすことが二、三回あった。

この日はたまたまうんちもオマルでできた!
でも、それは幻の一回になってしまった…笑

5日目
この日は、車で実家から自宅まで戻る日。
約1時間半の道のり、おしっこを我慢しないといけない。
オムツをはかせたほうがいいのか迷ったが
「大人の都合でパンツにしたりオマルにしたりしない」
にのっとって、雑巾と着替えを用意して車で帰った。
それでも、出発の前におしっこしておいたので
無事にもらすことなく到着できた。

実は、自宅では、お風呂入る前にトイレに座るということが何度かあり
オマルよりむしろトイレのほうが馴染みがあった。
(ちなみに座るだけで全然出てませんでした)
なので、早いうちからトイレに行かせようとという気持ちはちょっとあった。

6日目以降
ここからは、自宅でほぼ一人でトイトレ。
1時間おきに声をかけて、オマルに座らせる。
自宅に帰って、3日目以降はトイレに座らせるようにしてみた。
オマルを洗うのも面倒やな…と思い始めて。

だいぶ調子よくなったものの、
まだ1日に1、2回多い時で3回ぐらい失敗してた。
そして、もっと難航したのがウンチ。
おしっこはもらすと気持ち悪さがあるので
できるだけトイレでしてくれるのだけど
うんちはパンツが受け止めてくれるので
テレビを見てたりすると、そのまましちゃうことが数日続いた。

おしっこはその後、一週間ぐらいで失敗がほとんどなくなった。
それでもまだたまに失敗することがあり
完全に成功したのは1ヶ月ほど。
その過程で、声をかけなくても
「しっしでる」
と言うようになってきた。

おまるを持って外出するべきか悩んだけど
最初西松屋のトイレに行ったら、なんとかできたので
(私が先に見本を見せた)
常に着替えとタオルを持ち歩き
なんとか外のトイレに馴染むようにしました。
外のトイレは、最初は児童館とか子どもの施設とかで
子ども用便座がついているところでさせて
怖くない気持ちを植え付けるのがいいかもしれません。
ちなみに子ども用便座がないところでは、脇を支えてやらせてます。
外出先でのおもらしは、今のところ一度だけ。
気をつけてトイレに行かせるようにしてたのですが
なぜかトイレ行った30分後におもらし。

ウンチは、パンツの中にしちゃうことが
何度か続いて、どうしたらいいんやろう?と思っていたのだけど
これも、自然とトイレでする回数が増えてきて
ちゃんとトイレでするようになった。
多分、二週間ぐらい?

これには、アンパンマンシールの力が大きくて
おしっこのときは普通のアンパンマンシール
ウンチのときはキラキラのアンパンマンシール
という条件をだしたら、
キラキラのアンパンマンシールが貼りたくて
トイレでするようになった。

あと、保育園では自分からおしっこが言えなくて
完全にできるようになるまで、1ヶ月ぐらいかかった。
ほんとに、お世話かけましたという思いでいっぱい。

あと、昼寝と夜寝!
最初のうち、昼寝の時にオムツにするの忘れてて
布団におもらししちゃって
しかもおねしょシート置いてなくて
布団さんを丸洗いすることになって
そこから寝るときはオムツ!
とかたく心に誓いました。
今も昼寝と夜寝のときはオムツやけど
もう寝てる間にもらすことはなくなった。
たまにつけ忘れるときもあるけど
ほぼ漏らさない。
たまーにしてるけど、どうやら起きてから
トイレに行くまでにしてるよう。

トイトレをはじめて2ヶ月。
今ではほとんど失敗なく自分で申告して行くのだけど
最近の問題は、出かける前のトイレを嫌がることと
(早く出かけたいのでトイレ行く時間が嫌)
寝る前なんかに、寝たくないからトイレに籠ること。
また時間がたてば悩みも変わるんだろうな、と思いつつ。

大変だったのは最初の数日。
あとは、小さい大変の積み重ね。
行きたがらないのをなだめたり、もれるよ!とビビらせたり
手を洗わないのを無理やり洗面所に連れて行ったり。
これは今でも。
やっぱり母に最初に言われた二つのポイントが大事だった気がします。

そして今思う。
いやー、オムツってこっちのペースでできて
楽やったなー。

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