初仕事は20記事1000円の奴隷案件でした【Webライター日記#3】
こんにちは。たんきよです。
3歳と0歳の男の子兄弟のママ、専業主婦です。
今日のタイトルは、ちょっと過激ですかね。
ものすっっごく恥ずかしいですが、私の失敗談をお話します。
一週間前から、私はWebライターとして仕事を受け、ブログ記事を執筆していました。
私がWebライターを志してから初めての仕事です。
でも、その仕事がなんと、『奴隷案件』と呼ばれる初心者Webライターをカモにするひどい案件だったようなのです。
【私が受けた仕事の条件】
・1記事あたりの文字数は約2000字
・1記事につき納期は1週間
・報酬は、20記事を書き終えたら1000円
この条件、皆さんはどう思われたでしょうか?
普通に考えたら、20記事書いて1000円しかもらえない仕事なんてありえないと思いますよね。一週間かけて書いた記事がたったの50円ですからね。
この案件を受けた私がアホだったとは思います。
だけど、PCに詳しくなく、ライティングのスキルも何もない私からすると、募集要項の中の「未経験者も一からライティングのスキルを学べます!」とか、「子育て中の主婦さん歓迎」とかの文言を見て、これなら私にもできるかもと思ってしまいました。
素人がライティングをちゃんと学ぶには、お金をかけて講座を受講しなければならないので、それよりは安いからいいかも!と安易に考えてしまったんですね。
なぜ、奴隷案件だと気づいたのか
先日、こんなWebライター日記を書きました。
この記事を書いたあたりから、「この仕事って、どうなんだろう…」と思い始めていました。
というのも、執筆に入る前の段階なのに、私ってポンコツ?と思うくらいに、「誰に向けて」「どんな記事を書くのか」をリサーチする作業がすごく大変だったんです。
時間がものすごくかかって、長男が幼稚園に行っている間だけではとてもじゃないけど終わらなくて、子どもたちを寝かしつけた後に続きの作業をしていました。
でも仕事ですから、慣れるまではそのくらいは当たり前と思う反面、「これを20記事やるなんて、私には無理かも…」と思いました。
それに、「なんかこの仕事、クライアントだけがめちゃくちゃ得してない?」とも思いました。
だって、私たちにマニュアル通り記事を書かせ続ければ、アクセスが集まりやすい記事を量産することができますからね。
そして、ネットで「20記事 1000円」で検索しました。
上の方に出てきたサイトでは、「20記事1000円なんてありえない案件」とあり、「こんな案件普通は受けない」とも書かれていました。
私、受けちゃってるよ~。
その下をさらにいくと、今度は、個人ブログで「20記事1000円のブラック案件だけど、やって良かった!」みたいな記事が出てきました。
もう、私には何が正解かよくわかりませんでした。
だけどとりあえず、1記事は書き上げてみようと思いました。そうしないと、大人としてダメかなと思っていたんです。
でも、昨日noteでとある記事と出会い、その考えを改めました。
現役ママWebライターである方が、ご自身が奴隷案件(20記事1000円)を経験した上で「この案件は絶対ダメ!」と声を上げて下さっていたのです。
そもそも「奴隷案件」というワードをその時初めて目にした私は、衝撃を受けました。
奴隷って……
え〜、奴隷か…。
なんか落ち込みました。
でも、「この方がそう言うのなら、もうスパッと辞めよう!」と決め、クライアントに辞退する旨を伝えました。
実際の雰囲気はどんな感じだったのか
奴隷案件と聞くとものすごくやばそうな感じがしますよね。
だけど、中の人たちは私と変わらない、真面目にWebライターを志す専業主婦さんやワーママさんたちでした。
まぁ、みんな私みたいに「ライティングが学べる!」と希望を持って入ってきた方たちなので当たり前ですけどね。
オーナーは2人いて、普通に良い人そうに見えました。良さそうに見えちゃうから逆にやばいんですね(汗)。
メンバーの中には20記事を完納した方もいたし、その上で添削者として継続して仕事をしている方もいました。
私としてはその方たちのことを、純粋にすごいなぁ〜と思いました。
あの作業を20回こなすなんて、私には無理です。
20記事書き上げるのに少なくとも4〜5ヶ月はかかりますからね。ずーっと1つの案件に縛られ続けるのはしんどいです。なのに報酬は1000 円なんて。
前述したママWebライターさんからすると、この案件でどんなに頑張ってもWebライターとしての実績にはならないとのことでした。ブログはオーナーのものだからです。
そして、新人の記事を添削するのは元新人だから、成長はないとのこと。たしかにと思いました。
だけど、それでも、あそこに居続ける先輩方がいて、今も励まし合いながら頑張っているんですよ…なんだかつらいですよね。
20記事1000円奴隷案件での学び
そんなわけで、初めての仕事で奴隷案件に手を出して、1記事も書き切らずに逃げてきちゃった、たんきよです。
今回学んだことをまとめてみます。
・仕事選びは慎重にすべし(文字単価0.5円以下の安すぎる案件や、初心者、主婦向けの案件に注意する)
・Webライター関係の情報はツイッターでも集める(奴隷案件というワードはツイッター上では普通に出回っていた)
・唯一良かったことは、ブログ(ワードプレス)の作成方法がちょっとわかったこと
そんな感じですね。
今後、Webライターを目指される方が私と同じように奴隷案件に引っかからないことを祈ります!
めげずにまた新しい仕事探すぞ〜!
ではまた!
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