連続講義が繋がる瞬間

成果物の出来

サービス内容をステークホルダーが理解できるようにコンセプトを作る。キャッチフレーズでは伝わらないから文章で伝えるのだが、会社のアセットが把握できているのか、ユーザーの欲求が深められているのか、それらを繋ぐ新たなサービスが考えられているのか、これまでの総合力が問われている。仲間と今までの成果物とフワッとしたイメージを行き来して言葉を繋いでいくがうまくはまらない。今までの取り組みが要件をクリアできていなかった事が原因なのですぐに改善することはできない。

雑味

シナリオを書いているが手順書に近いものになってしまう。これってユーザーがしたいことだっけ?違和感はあったもののその原因はよくわかっていなかった。しかし「雑味」という概念を指摘されることでその違和感が理解できた。手順だけなら体験価値では無い。ヒトは何かを求めて行動するしその時々の判断や結果に対して感情を伴う。そこには個人の価値観や趣味嗜好が反映される。ここが意識できていないということはUXの観点が抜けていたということ。ナラティブを意識して小説のように書くことはUXを考えることにつながるのか。

文章力

シナリオを書いたりペルソナシナリオ法の活用の仕方を聞いているうちに、ナラティブ(雑味が含まれた)な文章力はサービスを開発するための必須のスキルなのだと気づく。数ヶ月前から文章力を問われてきたがその時はそこまでの危機感を持っていなかった。今回のワークショップで文章力の必要性と自分の未熟さを痛感した。

一歩前進

ここまできてやっと前半戦の全体が繋がってきた。連続講義の効能が実感できたが出来の良し悪しとは関係なく学べているのが有難い。

「こんなこと思いつかなかった」という体験を生み出すのがUXであるという。今回もまさにそんな体験を経て1ヶ月前よりも先に進むことができた。この体験を経験にすることで自分自身の発達とチームの発達への貢献に繋げたい。


#Xデザイン学校
#ストーリーテリング (06)

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