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Nナロー 枕木をペーパー自作

前回は、レールをペーパーで自作しましたが、今回は枕木も同じように自作してみたいと思います。

↓ 前回の記事

1.枕木の寸法について

軽便鉄道の枕木の寸法は、いくつかしらべたところによると、枕木のサイズは「長さ1500×幅140mm」が平均的で、枕木の間隔が会社によって「600mm~800mm」だそうです。

これを150分の1にスケールダウンすると、枕木のサイズが「長さ10mm×幅1mm」、枕木の間隔は「4mm~6mm」くらいになります。

ただ、軌間6.5mmでは長さ10mmでは短く感じたので、12mmにしてみました。軌間4.5mmでは、10mmで良いと思います。

2.レーザーカットする

10mm×1mmと12mm×1mmの枕木をレーザーカットしました。

思ったより細いですね。

左側が12mm、右側が10mm

3.枕木を敷く

そして、先ほど述べた間隔で枕木を敷きます。

接着剤は木工用ボンドを使用しました。

並べ方がある程度不揃いでも、風情が出るので気負わずにできますね。


不揃いすぎでしょうか

作り途中のジオラマに敷いてみました。

左側が10mmの枕木、右側が12mmの枕木です。
たった2mmの差ですが、見た目が違うことが分かります。

手で1つ1つ貼っていきました。

敷く長さが短かったので良かったですが、たくさん敷く場合は大変です。
そのときになったら、いいやり方を考えてみます。

4.枕木の上にレールを引く

前回の記事のように、レールを引きます。


レールの下面に接着剤をつけて、枕木の上に貼ります。
木工用ボンドを使用しました。

5.完成!!

これで、ペーパー製の枕木が完成です。バラストをひかないことを考えると、枕木の厚さは0.5mmよりも、もう少し薄くしても良かったかもしれません。

ぜひみなさんも枕木を自作してみてください。

メルカリに出品しています。もしよければご覧ください。


6.ストラクチャーとしての枕木(2022/12/20追記)

枕木は、線路を固定するという仕事を終えた後も、全て捨てられてしまうわけではありません。
踏切の渡り板や、柵などとして、余生(?)を送っています。

そこで、そのような枕木たちも作ってみました。


壊れかけている柵

厚さは1mm、幅や長さは普通の枕木と同じです。

踏切の渡り板

バーミキュライトでウェザリングしています。

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