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臼井隆志さんに、聞きました(古賀)。

続いてお話を伺ったのは、子ども向けワークショップのデザインを手掛けていらっしゃる、臼井隆志さん。「河野書店」で本を物色中のところをお声掛けし、いろんなお話を聞かせていただきました。

—— 河野書店にいらっしゃいましたね。なにか素敵な本は見つかりましたか?

臼井 きょうのお目当ては『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』でしたから、いまこうして取材されてビックリしています(笑)。

—— わあ、ありがとうございます! あの、あまりおおきな声では言えないのですが、たぶんすごくいい本なので、ぜひ読んであげてください。

臼井 ははは。たのしみです。

—— もう、ほかのお店もご覧になりました?

臼井 はい。うまく言えないんですけど、混雑じゃない「にぎわい」が、お祭りみたいで気持ちいいですね。それに、みなさんお目当ての商品があってここにきている感じがして、熱気がすごいです。

—— これからなにかお買いものする予定は?

臼井 妻へのおみやげに「ほぼ日のはちみつ」を買って帰ろうと思っていたのですが、きょうは売り切れだったみたいなので「HAPPY NUTS DAY ピーナッツバター」か「林屋海苔店のお店」の海苔を買おうと思っています。

—— おお、食べものはいいですねえ。あのピーナッツバター、パンに塗るだけじゃなくって料理にも使えておいしいんですよ。

臼井 ああ、それはいいですね。ぼく、最近のマイブームが「魚をさばくこと」なんです。魚市場に行って、鱗のついたお魚を買って。

—— へぇー、それは本格的! もともとお料理が好きだったんですか?

臼井 はい。それと最近、『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』という本を読んで、野菜とお魚中心のごはんに切り替えているところなんですよ。

—— じゃあ、食事つながりで質問なんですが、この会場(恵比寿ガーデンプレイス)近辺でおすすめのお店とかあります?

臼井 恵比寿駅西口近くにある「リトル・バンコック」というタイ料理屋さんはおすすめですよ。

—— ええっと、ちょっと検索しますね。リトル、バンコック、と。・・・・ああ、やばい。これはうまそうだ。これだけ暑くなってきたから、ビールとの相性は抜群でしょう。

臼井 はい、お通しで出てくる手羽先が最高です!

—— いいお店教えていただいてありがとうございます。それで話を「生活のたのしみ展」に戻しますが、明日から参加予定のお客さまになにかアドバイスはありますか?

臼井 ほぼ日のアプリは情報が充実してるから、事前にダウンロードして、しっかりチェックしておくといいと思います。アプリ上で「これがほしい」と思うものを見つけておけば、実際に「ほんもの」と出会ったときの感動がおおきいですから。

—— ああ、そうか。ここは「ほんもの」に出会う場、なんですね。

臼井 はい、そう思います。

—— それで最後にお伺いしたいんですが、いまやってらっしゃる「子ども向けワークショップのデザイン」。どのようなきっかけでこのお仕事を?

臼井 小学生のころ、家の近所に児童劇団があって、そのワークショップに参加したことがあるんです。当時はそこから演技に興味が出て、ぼんやりと映画監督になりたいと思っていたのですが・・・・。

—— おお、ぼくもなりたかったです、映画監督。

臼井 その後いろいろあって、この仕事に就いたとき「ああ、思えばあのときの児童劇団とつながっていたんだ」と気づいたんです。だから、ぼくのなかでは映画監督もいまの仕事も、同一線上にある感覚なんですよね。いまはワークショップから派生して「空間づくり」に興味が出て、将来建築家の方と一緒になにかやれたらいいな、と思っています。

—— 劇団、監督、ワークショップ、その先の建築。ぜんぶつながるわけですね。いやぁ、たのしいお話どうもありがとうございました!

臼井 はい。この本もたのしみにしています!