本日よりお届けする「生活のたのしみ展の人びと」。

最初にお話を伺ったのは、ダンスパフォーマー／振付家／モデルとして活躍する、ホナガヨウコさん。旦那さまとかわいいお嬢さんの３人で、オープンと同時にお越しくださっていました。

———　はじめまして。インタビューのご協力ありがとうございます。

ホナガ　はい、こちらこそよろしくお願いします。

———　いま、会場全体を見渡す「にぎわいガーデン」のうえに立っています。ここからの眺めや、会場をぐるっと回った感想はいかがですか？

ホナガ　熱気がすごい！　ふだんインターネットで見ている商品も、こうやって実物に触れて、つくり手の方々とお話しして、「こんなふうに使ってもおもしろいですよ」なんて雑談しながらお買いものができるのは、ほんとうにたのしいです。インターネット経由で買うのとは、ぜんぜん違う「体験」ができています。

———　たしかに、お店の方々の熱気というか、まぶしさというか、すごいです。お客さまなど、会場全体の雰囲気はいかがですか？

ホナガ　お客さまの年齢層が幅広いですよね。わたしたちみたいな親子連れもいれば、ご年配の方々も気持ちよさそうにお買いものをされていて。やっぱり、ほぼ日さんというインターネット発のイベントだから、もっと若い人たちばかりだと思っていたのに、いい意味でびっくりしました。

———　ちなみに、もう買いもの袋にいくつか商品が････。

ホナガ　はい。まずは「ひびのこづえの小さな家」で小さなポーチを買いました。娘とお出かけするときなんかに、ちょっとしたものを入れるのに便利そうだな、と。

———　もうひとつの、こちらは？

ホナガ　チェコ雑貨「pojď k nám」でみつけた、木製のミニスコップです。ほんとうはコーヒー豆や茶葉をすくうのに使うのでしょうけど、わたしは洗剤用のスプーンとして使おうかな、と思っています。付属のプラスチック製ばかりで、かわいいのが少ないんですよね、洗剤用のスプーンって。

———　へぇー、それはおもしろそう！　

ホナガ　でも、まだぜんぜん回れていませんし、もっと探しますよ。

———　これからいらっしゃる予定のお客さまに、なにかアドバイスなどありますか？

ホナガ　まずは「ほぼ日」のサイト上で目星をつけて、お目当ての店や商品を決めてからいらっしゃったほうがいいと思います。あと、できれば何回もくる！　きっと１日では足りないと思いますよ。

———　お子様連れのお客さまにはどうでしょう？

ホナガ　恵比寿って意外と子どもにやさしい街なんですよ。おすすめはアトレ恵比寿の屋上。ちょっとした庭園があって、子どもたちが走りまわることもできますから。それに、「生活のたのしみ展」の会場横の三越さんには、おむつの交換ができるスペースもありますし！

———　ちなみに「ほぼ日」さんは今年で20周年なんだそうです。20年前のいまごろって、どこでなにをしていましたか？

ホナガ　高校の演劇部で、どっぷり演劇にハマっていましたね。将来役者さんになりたいとか、あの劇団に入りたいとか、そんなことはなんにも考えず、とにかく毎日目の前のお芝居に集中していました。土日も学校に行って、みんなとお稽古したり、語り合ったりしていたくらい。

———　そんなホナガさんがいまハマっているものは？

ホナガ　じつは数日前からスケートボードをはじめたんです（笑）。

———　おお、それは旬！　なぜスケボーを？

ホナガ　これまでお芝居とかダンスとか、身体ひとつでやるものばかりに取り組んできて、道具を使うことに恐怖心みたいなものがあったんですね。だから、そのコンプレックスを克服したいなというのと、30代からあたらしいことにチャレンジするのって素敵じゃないですか。スケボーする女って、カッコイイと思いません？

———　最高にカッコイイです。ああ、役立つ情報から個人的なお話まで、どうもありがとうございました！