テリーさんに、聞きました(古賀)。
どなたに話を聞こうかな・・・・。取材道具片手にたのしみ大広場を歩いていたところ、うしろから「古賀さんっ!」と元気な声が。振り返るとそこにいたのは、ほぼ日の塾・4期生、テリーさんでした! おおー、おひさしぶり。なんだかいろんな知り合いたちが集まって、ちょっとした同窓会みたいな場でもあるんだなあ。せっかくなのでインタビュー、させてください。
ほぼ日の塾を振り返って。
——— テリーさんって、いま大学生なんですよね?
テリー はい。絶賛就活中です!
——— いまあらためて振り返ったとき、テリーさんにとって「ほぼ日の塾」ってどんな場所でしたか?
テリー ・・・・もう、自分の未熟さを思い知らされるというか、たのしくて、苦しくて、とにかく濃密な時間でした。
——— うん。でもその時間は、きっといい思い出になると思います。もともとテリーさんは、どうしてほぼ日の塾に参加したんでしょう?
テリー いまの就活でエントリーしている企業もそうなんですけど、将来コンテンツづくりにたずさわる仕事に就きたいと思っていて。それで、やってみたいお仕事は編集者なんですが、ちゃんとした編集者になるためには「書き手」の気持ちを理解しておかなきゃダメだよな、と思ったんです。それで書くのは苦手なんですけど、塾に応募しました。
——— ああ、でも「書くことの苦しさを知っている」は、編集者の大事な条件だと思います。
テリー 知り尽くしました!(笑)
——— それでは「生活のたのしみ展」について伺います。えーっと、いま手にしてくださっているのは『古賀史健がまとめた糸井重里のこと。』ですね。どうもありがとうございます。
テリー これだけはぜったいにほしかったので。
初任給で買いたいもの、みつけました。
——— ほかに気になったものとかあります?
テリー 気になったものはいっぱいあります! 買おうかどうか迷っているのは「ひびのこづえの小さな家」のハンドタオルです。
——— おお、あの十二支の刺繍が入ったやつですね。
テリー はい。自分用に1枚と、プレゼント用に1枚と。・・・・ちなみに、プレゼントしたい相手の人が社会人なんですけど、どうぶつの絵が入ったハンドタオルを贈って「子どもっぽい」とか思われないですかね?
——— ぜんぜん! 「かわいい」が好きなのは、おとなも子どもも学生も、みんな一緒ですよ。男も女も関係ない。
テリー ああ、よかった。そのへん、社会人の感覚がよくわからなくて。
——— ほかに気になったものは?
テリー うーん、「MHL 夏のちいさな蚤の市」でみつけたトートバッグがほしいんですけど・・・・。
——— けど・・・・?
テリー はやく内定をとって、初任給をもらって、こんなすてきなトートバッグをさらっと買えるおとなになりたいです!
——— 初任給のつかいみち、決定ですね(笑)。
テリー でも、ほぼ日の塾でもそうですし、ふだん糸井さんや古賀さん、その他たくさんのおとなの人たちが「歳をとるほど人生おもしろいよ」とおっしゃっているのが、とっても希望なんです。きょうのこの会場でも、おとなのお客さんたちがすごくたのしそうにお買いものしていますし。
——— じゃあ、逆に聞きたいんですが、テリーさんみたいな学生さんたちにとっての「生活のたのしみ展」を満喫する方法は?
テリー やっぱり、食べものですよ! これから「くいしんぼうのトースト店 by BALMUDA」に並ぼうと思っているんですけど、ぜっったいおいしいに決まってますから! 若い人たちには、おなかを空かせてこい、って言いたいです(笑)。
——— ああ、大学生のぼくがここに来ていたら、ぜんぶのお店を制覇するくらいの勢いで食べまくっただろうなあ。わかりました。ちなみにきょう、これからの予定は?
テリー 新宿で『バーフバリ 王の凱旋』の絶叫上映を観てきます!
——— ほんとに元気だなあ。どうもありがとうございました。就活、がんばってください!
テリー はーい、行ってきます!