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今井雄紀さんに、聞きました(古賀)。

続いてお話を伺ったのは、株式会社ツドイの代表・今井雄紀さん。今井さんは「ほぼ日の塾」1期生でもあり、じつはぼく(古賀)の知り合いでもあるのですが、ここはインタビュアーに徹してまじめにお話を伺いました。

—— 今井さんは前回や前々回の「生活のたのしみ展」にもいらっしゃったんですよね?

今井 はい。毎回かならず伺っています。

—— 今回、六本木ヒルズから恵比寿ガーデンプレイスに場所を変えた「生活のたのしみ展」、印象はいかがですか?

今井 前回までにくらべて、めちゃくちゃ快適になっています! とくにレジまわりがスムーズになったのはうれしいですね。ぼくも仕事柄、イベント運営に関わることが多いので勉強になります。

—— お客さんとして、ぐるっと回った感想は?

今井 それなりに「ほしいもの」の目星をつけてから来たつもりなんですが、思いっきり目移りしています(笑)。ぜんぶほしくなっちゃいますね。

—— その、あらかじめ目星をつけていた「ほしいもの」とは?

今井 自分用に「ほぼ日のキャップレス万年筆」と「古賀史健がまとめた糸井重里のこと。」、そして妻から頼まれた「ひきだしポーチ」の新柄です。もちろんそれも買ったのですが・・・・。

—— 目移りした結果、なにを買いました?

今井 「ひびのこづえの小さな家」でハンドタオルを買いました。十二支の柄が揃っていて、ぼくは自分の干支である「寅」のハンドタオルを・・・・。

—— あれっ? 奥さんのハンドタオルは?

今井 ああっ・・・・!!

—— はい。愛妻家アピールに失敗したところで、今井さん流の「生活のたのしみ展」攻略法などあれば。

今井 それならまかせてください。名づけて「Wレジ作戦」です。

—— Wレジ作戦?

今井 まずはあらかじめ目星をつけていた商品を買いもの袋に入れて、なるべく早く会計をすませる。とくにオープンしてしばらくのあいだはレジも空いているので。そして気持ちをスッキリさせてから、のんびり「目移りタイム」を過ごす。これ、いいでしょう?

—— たしかに、それだとゆっくり回れそうだ。ちなみにこのあと、どこに行く予定ですか?

今井 富士そばに寄ってから会社に戻ります。恵比寿の富士そばは、ヱビスビールが飲めるんですよ。

—— 富士そばでヱビスビールか! それはいい組み合わせだなあ。

今井 たぶん、日本でいちばん安上がりなヱビスビールだと思います。

—— それで今井さんならご存知かと思いますが、「ほぼ日」さんは今年で20周年なんだそうです。

今井 はい。・・・・あの、ほんとうの偶然で恐縮するお話なのですが、ぼくの会社も設立記念日が6月6日で、ほぼ日さんと同じなんです。なので、ちょうど昨日、1周年を迎えることができました。

—— へぇー。それはおめでとうございます。

今井 だからというわけでもないんですが、いまこうやって大盛況の「生活のたのしみ展」をみて、ぼくもあと20年がんばったらこんなことができるのかな、やってみたいな、とちょっと勇気をもらっています。

—— 20年後の自分って、まったく想像できないけれど、想像できないからこそおもしろいですよね。

今井 はい。まずはそのときに晴々と「20周年を迎えました」と言える自分たちであること。それまで会社をつぶさずに生き続けること。きょうからまた、がんばります!

—— 応援してます。どうもありがとうございました!