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今日の人生

かかっている時ってちょっと危うい。

春とはそう言う季節のようです。
自分の意思とは無関係に、押し出す背中に風が吹く。

だから、朝からサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」とか聴いてしまったりするのです。


益田ミリさんの「今日の人生」を読んだ。
レンタルビデオ屋にあるベイマックスを見て心が軽くなったと言うエピソードが印象的。ベイマックスは人を傷つけることを禁じられたロボットのこと。


「(ベイマックスを)知っていることが私自身の助けになった。そういうものが、数多くあればあるほど、それらが支えとなり、倒れずに済んでいると言うこともあるのだと思ったのでした。」


なるほど。「知る」と言うことは、たった今、生まれた好奇心を満たすだけじゃなく、この先やってくるかもしれない躓いたときのために、手すりを準備しておく行為にもなり得るのか。


わたしたち、毎日未来の自分をすこしだけ支え続けている。




本棚の奥、はなればなれの帯と2巻。応募券だけ見つけた。

漫画もアニメも、思春期の自意識で遠ざかって、その影響で友達との付き合い方を変えた。


好きがねじれると、ややこしくておかしくなる。
最初は単純な「知りたい」だったのに。


だから、

「今」好きなものは

「今」抱きしめてあげる!


すぐに手放しても大丈夫だから。それは、いつかの自分と巡り合う順番待ちをしてるだけだ。

「知りたい」は「好き」のはじまりだから、


もっともっと君を知りたい。


チーズはんぺんくん。

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