小さな国の小さな物語の始まり


それはそれは小さくて、
軽くて、たまに見えなくなるくらい透明になるから見つけるのが大変。

でもそれは確かにいつもそばにある。
虚しくって嬉しくって悲しくって
笑ったり泣いたり怒ったり
みんなこの瞬間を知ってるでしょ
覚えてるかなあ

記憶の隅にある悲しさや切なさが
大人になって急に思い出されたり、
忘れたり。

覚えているような忘れているような
記憶の中に生きる世界


あ、いいな
と思ったらもうそこにはない一瞬の
香りや音や光

でも知ってる
あなたの体の中にある
血となり肉となり、あなたの涙となってこぼれ落ちたの


いろんなものを吹き込まれて
私が私じゃなくなる
それが大人になるってこと?
いやいや、大人ってそう言うものだと思ってるから。

もっと想像力を働かせて
もっとカラフルで
もっと心に素直になって
そしたら「今」を感じれるから

つまらない大人になりたくない
どこにでもいるような大人になりたくない

楽しい人でありたい
小さなことも
見えないようなことも
覚えていたいの

でもひとはみんな忘れていくから
ponicoland(ぽにこらんど)にいろんな「今」を置いていくね。
忘れないように
出来るだけ見えるように

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