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木地屋のおかしな日常・第14話(4コマまんが)

輪島市にある四代続く椀木地屋の妻です。
椀木地職人の夫が一人で木地制作を行い、妻の私がその手伝いをしています。
「木地」ってなに?「椀木地職人」って何を作る人?
「椀木地について知ってから4コマまんがを読みたい!」という方は、
辻椀木地木工芸のオフィシャルサイトで連載中の、椀木地屋について説明したまんが「木地師のまさたか君と私」の第1話を読んでからご覧になってくださいね。


器用なのはいいが、足癖が悪い!

うちの工場で使っている轆轤(ろくろ)は
電動の足踏み轆轤といい、机と一体化している轆轤で、足元に足専用のバーのようなものがあります。その足元のバーを足で操作して轆轤の回転方向を変更しています。

昔実家にあった足踏みミシンにちょっと似ているなぁ
と思っていましたが、仕組みを聞くともう少し足踏み轆轤の方が複雑でした。でも似てる。

そんな、割とアナログな装置を足でも手でも器用に使いこなす夫は、
足がめちゃくちゃ器用です。
足指がパッカと開くし、握ると力がめちゃくちゃ強いし。
手の指みたいに動くのでちょっと気持ち悪いくらい。

時々調子に乗って私のふくらはぎとか太ももをつねっては、足指の器用さを自分で確かめつつニヤニヤしています。

いい迷惑です。

私はてっきり、足で轆轤を操作してるからだと長年思いこんでいましたが、

足踏み轆轤を操作しているのは左足。
私のふくらはぎをつねってくるのは右足と最近発覚‼︎

木地師関係無いやんけ‼︎

と激しく突っ込んだことは
いうまでもありませんね。

ただの足が器用なおじさんの話でした。

チャンチャン。

‥‥

今日もお読みくださりありがとうございます!

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