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【詩姫カード紹介】「レイヤ・クワトロ」の分身術が(いつか)闇を切り開く・・・?


1.はじめに

前回からのかなりの時間が経ってしまいましたが、ようやく2枚目のカードの更新です。その間に1年2ヶ月ぶりの新弾「10thパーティー」の情報も解禁されましたね。全106種(多い!)、契約カード3種(契約創界神ネクサスも即登場!)、XX2種(どの詩姫が選ばれる?)など、この情報だけで妄想が膨らみますね。

改めて、このnoteでは基本的に1枚のカードや詩姫のフォーカスから入り、その考察や相性の良いカードや用いたデッキレシピの紹介をしていきます。
※この記事はディーババトル限定構築ルールに向けた内容となっています。デッキレシピも当該ルールに準拠しています。

2.今日のカード:「レイヤ・クワトロ」

前髪がいいね

ディーバブースター【戦乱魂歌】にて登場したトワイライトゴシック所属の詩姫で、イラストレーターはすめらぎ琥珀先生です。他にはバトスピ大好き声優‘阪口大助さんのプロデュースカードであるライラ姉妹シリーズも描かれています。
モチーフ元となったスピリットは「甲蛾頭首クワガスレイヤー」です。

忍風デッキの展開を担う元スピリットよろしく唯一無二の展開効果を持っています。
まずは、アタックステップのフラッシュタイミングでこのスピリットを破壊することで、擬似オンステージを行う効果です。
当時ディーバブースターに遅れて登場したチームであるトワイライトゴシックやプリティアニマルズの私服はオンステージを与えられず、衣装と関連のない効果が当てられていることが多かったです(全てのチームにショーアップが配られている現在から見たら、何故当時このようなデザインだったか不思議ですね・・・)。

ドローもついていないため単純に手札が減ってしまうというデメリットがあり、フラッシュまでフィールドに残っていないといけないため使用感は難しいです。その一方で、相手ターンにも使えることから、ブロック後フラッシュで破壊して衣装になって当て逃げのようなワザもできて器用な点もあります。
破壊のためトラッシュに行くことから、再利用もしやすいでしょう。私服のサルベージ方法は伝家の宝刀「[夏休み]トリックスター」をはじめ多種多様ありますので色々試してみたいところです。
こんなに強いのにコストがなんと1コストと、ここまで見ると至れり尽くせりな感じのカードです。

さて、こんなに強い私服を有してもデッキをうまく作れず悩んでいるのは、圧倒的に衣装が少ないからです。2種全て紹介しましょう。

3.相性のいいカード

(1)[学園制服]レイヤ・クワトロ

パラレルイラストが新たな一面を見せてくれる

相手による破壊時にデッキトップをオープンしトワゴシなら召喚できます(召喚時効果は使えません)。レベル1から発揮できるので相手の破壊効果やブロックの抑止力になります(学園制服四魔女らが持つ破壊時効果が結構厄介なことも考えると、同じ感じで使えるかと思います)。

(2)[宵闇の撫子]レイヤ・クワトロ

ずっとレイヤの最高コストのカード

アタック時、フィールドの歌マジックを破棄することで(せめて疲労でと何度願ったことか)、デッキトップ3枚からトワゴシを1枚召喚できます(召喚時は使えます!)。
歌を用意するのが大変で、かつ破棄なので連発しにくいため、思ったように手札が噛み合わないと発揮できないことがほとんどです。
歌を安定して供給しようと数を多くすると、今度は効果で当たりを引きにくくなる(それでも3枚捲れるので大外れということも少ないが)というジレンマを抱えています。
ただ、3枚から選べる点や召喚時も発揮できるガチャが素出しでも比較的軽くできるのは他に例が少ない良いカードだと思います。

ぜひこのディーバを輝かせたい!と思い作成したデッキが以下になります。

4.サンプルデッキレシピ

レイヤのレイヤによるレイヤのためのデッキです

今回「[宵闇の撫子]」のガチャ効果にフォーカスし、さらにガチャを引けるカードと当たりを意識したデッキを作成しました。
レイヤは全種類フル投入で、運よく手札に揃った際には序盤から一気に展開して圧をかけていきます。
ガチャを引くカードとしては、言わずと知れた「いたずらエンジェル」を採用しています。これは歌マジックでもあるので、「[宵闇の撫子]」で破棄するカードにもなりますし、噛み合いが良いと思います。
当たりのカードですが、今回は以下の3種9枚に絞っています。

[白黒幻奏]ノア・フルール
[白黒幻奏]ディアナ・フルール
[漆黒の女神]ディアナ・フルール

召喚時が発揮できない召喚方法が多いため、召喚時が出なくてもそれなりのスペックを発揮することや、場持ちの良さなどから選定しています(とはいえシンプルにトワゴシの強力カードです)。
歌マジックは他に3種採用しています。序盤の動きの中でコストを払ってマジックを使うタイミングがあまりにもないので、バーストである「幻桜奇譚」はかなり重宝します(「戦乱魂歌」もいいなと思って見ていたらバースト効果ではフィールドに置けないと知り断念・・・初期はバースト効果のみでノーコストでフィールドに置けると便利すぎるという判断だったのですかね?)。
他には「イージーダンス」、「魂のリフレイン」も検討する必要ありかと思っています。
ハズレを極力減らしたいため、ネクサスは不採用です。そのかわり、「スピッツ・ドラコニー」のミラージュ効果で軽減を確保します。神軽減も満たせるので、「[冬の装い]ムドゥーニャ」が最大軽減まで行けるのは嬉しいですね。
これは「[漆黒の女神]ディアナ」の耐性を得るためにも重要です。

つらつらと書いてきましたが、引きに依存しまくるデッキです。デッキ内の役割のバランスが繊細すぎて引く順番で破綻しやすく、何もできずに終わるということが多いです。
そもそも詩姫は私服と衣装をワンセット揃えて早期に高コストのカードを召喚し相手を上回る盤面を作りあうという軸があるため、それよりも多いステップを踏んでかつガチャのランダム性もありで同じ終着点に行くのはコスパもタイパも悪いですよね・・・

ちなみに、このデッキを使っている際、歌マジック使用→「[白黒幻奏]ディアナ」で疲労して効果発揮→「[宵闇の撫子]レイヤ・クワトロ」で破棄して効果発揮→「ネイ・ランテイル」でトラッシュから回収というムーブをすると「1枚のマジックを隅から隅まで使ったなぁ〜」という気分になります。SDGs()です。

今後これをアップデートするには、やはり新規衣装レイヤの追加が望まれますね・・・その際はぜひ「このカードはデッキに何枚でも入れることができる。」という一文を添えていただけると幸甚です。シノビなので。

今回もここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は早速通常のフォーマットから外れて、「白黒幻奏」環境で作成したデッキの一挙振り返りの記事を書こうと思います。次回もよろしくお願いします!

#バトスピ #詩姫 #カード紹介 #デッキレシピ紹介 #オレデックスアーカイブス




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