整える、という話
昔っから木を見るのが好きだった。
特に新緑の季節は最高だ。青々とした葉っぱたちがみずみずしく風に揺られているのを見て気持ち良さそうだなぁなんてよく思ったものだ。
道を歩いているときも、上を見上げて歩いているものだからよくつまづく。(下を見ていないから。)
一緒にいる友人からは「いつも木を眺めてるよね」
なんて言われたこともある。
木の幹に触れることも好きだ。
触ると木が呼吸しているような気がしてパワーをもらえる。
特に神社の境内には立派な木がたくさんあり、多くの人が幹に触れる姿をよく見る。
わたしは行き詰まったとき、気がつけば自然のある場所へと向かう。
自然の中に入ると心と体が整う感覚になるのだ。
草のみずみずしい香りや新鮮な空気を精一杯吸う。 川の水に触れみる。 大地に裸足で経ってみる。
自然はいいところだけではなくて、危険も伴う。
その怖さもはらみながらある雄大さと美しさがいい。
いつか屋久島の縄文杉をこの目で見てみたい。
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