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応援と一喜一憂

初めてプロ野球の現地観戦に行った。

高校野球は中学生のときに何回かいったことがあったのだけど、プロ野球は初めてだった。

昔から阪神ファンを(いちよう)名乗っていた。理由はまあそのあたりの都道府県に住んでいるからという単純な理由(笑)

毎年阪神の動向?とかは見ているし、優勝だってしてほしいといつも願っている。だけど、試合を観に行ったことがなかったから、なんとなく後ろめたかったのは事実。


そんな中、会社の同期が阪神ファンでチケットを取ってくれて、同期みんなで観に行った。

球場に入ると、ぶわーっと広がる広い球場。

何回か来たことのある場所だったけど、こんなにも広いんだと、仕様が変わると感じ方も変わることを実感。

今回は外野の上の方だったから、全体を見渡せて、思ったより観やすかった。


試合が始まると、一球一球の行方を固唾を飲んで見守る。ピッチャーがボールを投げるまでの時間が、テレビで観るよりも長く感じた。一球が大きく試合の行方や、球団の雰囲気を左右することを感じた。

そして何よりも、応援するってすごく元気になれるんだなあと気づいた。選手が一生懸命頑張っているのに負けないくらい、ファンの人たちも一生懸命応援する。わたしも祈る気持ちでじっと見守っていた。

ストライクを取ったとき、ヒットを打ったとき、点数が入ったとき、満塁のピンチの中相手の打ったボールを取ってアウトを取ったとき。全部が嬉しかった。反対にピンチの場面はすごくヒヤヒヤしたりもした。

結果、2-1でその日は勝ったから、念願の六甲おろしを最後に歌えたことは忘れられない思い出。


行く前は、普段からテレビで欠かさず観る!ほどでもなかったから、現地で観ることが楽しみではあったけど、野球の試合って長いしもしかしたら飽きちゃうんじゃないかな〜って心配してた。

だけどみんなで、応援して、試合の行方に同じ球団を応援する球場全員で一喜一憂して、本当に楽しかった。

一人ひとりの応援する気持ちが詰まった熱気と、みんなで一喜一憂する一体感は、現地で観戦するからこそ知れたことだった。

あと、知らない人でも点数が入るとみんなで喜ぶのは本当だった。友達になる人もいるくらいなのも、本当だと思う。


やっと阪神ファンを、少しは証明できた気もする。

つぎは涼しくなった頃に、甲子園で観戦したいな。



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