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平日という体感8日の5日間

無事に金曜日を迎えられた。中身はともかく今の自分には週5で働いたという事実が大事だと思う。今週の自分を支えてくれたもの。ひとつめ、セブンイレブンのシュークリーム。カスタードとホイップが両方入っているタイプ、カスタードのあとに辿り着くホイップがうまい。通勤途中のセブンでこれを買うことがモチベーションだった。 ふたつめ、植物の新芽。育てているシマクワズイモに新芽が出ていた。部屋に来た時は葉が痛んでいたけど新しいものは元気そう。ボロボロの俺の部屋からピカピカの葉が生まれた、なんと

    • 25歳という8年前の自分

      25歳の時の日記を読んでいる。当時もメンタルの調子が悪く休職をしていた。周囲の人には言えない弱音を吐き出したくて藁にも縋る思いでブログを書いていたとき。昔の記録が何かの手がかりになる気がして何度も読み返している。 振り返ると高校生の時も25歳の時も憂鬱な時期と環境の変化が重なって耐えられなかった。自分は思ったよりも環境や人間関係の変化に弱いのかもしれない。まだここから10年は経っていないけど、今も同じような状況にいる。また過去の自分と同じようなことでつまづいている、一生懸命

      • 出社という今の自分にはきつい困難

        二週間ぶりに出社をした。今の仕事は週の前半は在宅勤務で後半が出社のスケジュール。ここ最近は在宅で仕事をして出社の日は休んで凌いできた。薬を飲み始めて四週間、効果が出てきて朝の不安が軽減した。そろそろ行かねば。起きると雨が降っていて諦めそうになる、でもシャワーを浴びている間に晴れていた。ちょっとした幸運に背中を押される。人と調整が必要な仕事が滞っているので今日は打ち合わせが続く。ハンドタオルにアロマオイルを垂らしてポケットに忍ばせた、これで大丈夫なはず。 休んでいる間も同僚が

        • 音楽という気分のバロメーター

          この四週間ではじめて上向きな気持ちで音楽が聴けた。最近は何を聴いても気持ちが落ちて、それが悲しみに浸る口実のようで嫌だった。でもようやく前向きな気持ちが湧き、お気に入りの曲を聴いて気分が高揚した。病気の診断をされる前なら「憂鬱な時期が終わったんだ」と喜んでいただろう。でも今回は不安が頭をよぎる。鬱は抜けたが躁が近いのではないか、自分が今サイクルのどこにいるか確信が持てなかった。同じ病気の人が話していたことを思い出す。双極性だと診断されると全てを躁と鬱に分ける必要に駆られるが、

        平日という体感8日の5日間

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          3本

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          こち亀全巻という魅力的なトッピング

          昼にカレーが食べたくて近所のココイチに駆け込んだ。ココイチは不思議な場所。まいど支払いの時に「え!想像より高い!」と思う。これはびっくりドンキーでも、リンガーハットでも、てんやでも起こらない、ココイチだけで起こる現象です。自分にはトッピングをいくら増してもカレーは1000円を超えないという認知の歪みがあるのだろう。さっきもパリパリチキンカレーに半熟たまごのトッピングで1030円だったので驚いた。でも今日はそれよりもびっくりしたことが、ここは漫画が500冊以上ある満喫ココイチだ

          こち亀全巻という魅力的なトッピング

          焼肉というノンケ男子の民間療法

          大学時代の同級生、飯田くんが僕を気にかけて焼肉に誘ってくれた。彼曰く「男の子は焼肉食ったら元気がでるから」とのこと。焼肉はノンケ男子の民間療法。 肉を焼きながらいろんな話をする。体調のことや人間関係で落ち込んでいたこと。飯田くんは一見がさつで気が抜けているように見えるが、繊細で人に寄り添う良い男だ。自分でも整理のついていない気持ちばかりだったが、彼の実体験を交えて楽になる方法を考えてくれた。忙しなく溢れ出るいろんな感情(反省や後悔や怒りや虚無)の源泉を一緒に探してみる。認め

          焼肉というノンケ男子の民間療法

          ゴミ漁りという背徳的な宝探し

          朝に散歩をしていると近所の人が出したゴミが目に入った。キレイに結ばれた雑誌の束の一番上に『西の魔女が死んだ』の文庫本。小学生の時に読んだことがある本だ。たしか学校に行けなくなった女の子が田舎のおばあさんの家に滞在して元気を取り戻す話だったような。そんなことを考えながらいつもの癖で写真を撮っていると、持ち主の人が出てきて目があってしまった。そして一言「気になるのあったら持ってきますか?」人様のゴミの写真を撮るヤツにかける言葉の中で一番優しいフレーズ。その好意に甘えて本をもらった

          ゴミ漁りという背徳的な宝探し

          日向というあたたかなチャージスポット

          以前、4年間一緒に住んでいた犬は林檎と日向が好きな犬だった。在宅勤務をしていると、季節や時間によって陽が差す場所が変化することに気が付く。犬は決まって陽を追いかけて、暖かい場所を見つけてはちんまりと座っていた。その姿が愛おしくて自分のgoogle photoには日向ぼっこをする犬の写真がたくさん残っている。いま部屋で日光を浴びるために陽が差す場所にモゾモゾ移動する自分とその時の犬が重なった。客観的にみると、なかなかチャーミングなことをしているのかもしれない。

          日向というあたたかなチャージスポット

          アロマオイルという700円で買える安定剤

          双極性障害の二型と診断されたとき、やけに納得感があった。自分が過去にSNSで投稿した発言を「鬱」と「躁」の単語で検索してみると「今日もまた全てを躁の力で乗り切っている」や「夏に向けて着々と躁気味になってる(毎年恒例)だけど地に足つけて駆け抜けるぞ」という自覚があるような投稿がいくつも見つかった。冬場は憂鬱で苦しそうな投稿が増えていた。こんなものを見ると、なんで放っておいてたんだろう、という悔しい気持ちも湧いてくる。知っていればどうにかなったかも、という後悔とともに。 でも今

          アロマオイルという700円で買える安定剤

          ドタキャンという罪悪感のトリガー

          元気な時に約束した予定の量と今の自分の気力が見合っていない。こんな状態でも人と話をすると癒やされる。それでも朝に襲ってくる絶望感がデカすぎて、当日のドタキャンが増えてきた。夜は気持ちが楽になる傾向があるのは体調メモを見てわかっている。だけどそうならなかった時に予定をド直前で断ることになるのが申し訳なくて、どうしても朝の気分に左右されて判断してしまう。そのあとは決まって罪悪感に苛まれる。自分が逆の立場なら喜んでドタキャンを受け入れるのに不思議、むしろ休んでほしいなと思うはずだ。

          ドタキャンという罪悪感のトリガー

          涙という無防備な応答

          気分の波に襲われて会社に行けなかった。休んだはいいけど、自分の音しかしない部屋では虚しさばかりが目についた。元気になると思ってビヨンセの新しいアルバムを流してみたけど、全然悲しいままだった。そんな時、連絡をとっていた友人たちが様子を察知して家まで来てくれることに。チャイムが鳴ってドアを開けて友人の顔が見えると涙が出た。大変だったね〜。そんな風に言われたかは覚えていないけど、大きなハグや背中をさする手の体温に安心して大人げなく声を出して泣いた。 この数ヶ月、環境の変化や新しい

          涙という無防備な応答

          忘れないという些細な抵抗

          ここ最近は朝起きた時につらさのピークが訪れる。4時くらいに目が覚めて胸がドキドキしはじめて、二度寝も出来ずに一日がはじまる。本当に最低な気分。まめに体調メモをつけていてわかったこと。朝この最悪にのまれて寝床から出ないと、夜までこの最悪は続く、在宅勤務の日は大体そう。無理にでも出社をしたり、外の日を浴びると多少はマシになることもある。 双極性障害だと診断されてから思うこと。自分はいつからこの病気だったんだろうか。振り返ってみると、高校生の時に大きく気分が落ち込んで一学期をまる

          忘れないという些細な抵抗

          チグハグという不恰好なエンジン

          最近はいろんなことが重なり、どんどん元気がなくなってしまった。医者が言うには、自分は気分が上がったり下がったりする傾向にあるみたいで、どうやら今は下がっている状態とのこと。実は少し前に友達から勧められた占いで「あなたの体は大丈夫?医者に診てもらった方がいいかも」と言われたことがあった。僕の中には相反する性質や欲求が複数あって、それが体や精神に負担をかけているらしい。しっかり当たっていて驚いてしまった!もちろん占いは当たるも八卦、当たらぬも八卦ですが、それでもこのチグハグな感覚

          チグハグという不恰好なエンジン

          2020/03/28

          緊急事態宣言が解除されて桜が満開を迎えた土曜日。久しぶりに外に出て友人とお酒を飲みました。昼は沖縄に住む友人(Hくん)が東京に来たので一緒にピザを食べてビールを飲んだ。Hくんとは共通の友人も多くSNSでも交流があったけど直接会うのはじめて。緊張せずに話が出来て嬉しかったな。新しいチャレンジを目の前に虎視眈々と準備をする彼に触発されて、近頃は控えめだった僕もひっそりと考えている人生プランを話したりした。こんなことはなかなかないので嬉しかった。夜は大学の友人(Eくん)と新宿でお酒

          2020/03/28

          2021/03/18

          (これ言うの何度目でしょうか)僕は毎年、夏は誰よりも調子が良いのに冬になると心が無理山無理太郎になってしまいます。大抵は年明けに最悪のピークを迎えて花見の計画をする頃には落ち着きます。そうゆうわけで最近はゆるやかに調子を取り戻しています。よかった! よかったことと言えば、先日無事に30歳を迎えることが出来た。この歳になってようやく自分の中にある意地の悪ーーーい部分や、ずる賢い所に目を向けることが出来るようになったと思う。20代は過剰に自分に潔白さを求めてしまい苦しかったな。

          2021/03/18

          2021/02/28

          ときどき、強い頭痛に我慢が出来ず、意識を強制終了させるようにプツン!と寝落ちしてしまうことがある。昨晩ソレが起きました。そんな風に寝落ちした次の日は、きまって、不思議なことに、とんでもなく元気になる。というワケで今日はめちゃくちゃ元気に過ごせた1日でした。 朝は友人と英会話に行った。先生がロックダウン中(交通機関が止まっている状態)に彼女に会うためにジェットスキーを購入して海を渡った男性の話をピックしてくれたので、それについて話し合った。一見ただのくだらないニュースに見える

          2021/02/28