読めば思わず今すぐコードを書きたくなっちゃうような元気が出る本！ずっとずっとこんな本が読みたかった！！と思える本にとうとう出会えました😭それがこの本！「GIRL CODE」👩🏼‍💻
※「なんだ、女性向けか」と思った男性の方！この本、男性にこそ読んでほしい本なのです！

ソフィー ハウザー (著), アンドレア ゴンザレス (著), 堀越 英美 (翻訳)

# 内容紹介

簡単に本の内容をご紹介！（Amazonからの引用になります）

 生理タブーに挑戦!ギークでパンクでフェミニストな女の子たちの痛快サクセスストーリー
極度のあがり症だったソフィーと親からのプレッシャーに悩むアンディ、二人は女子高生向けのプログラミング講座で出会う。最終課題として制作した生理タブー風刺ゲーム『タンポン・ラン』によって、二人はIT業界に温かく迎え入れられた。さまざまな経験を積み、今をときめく女性起業家たちに出会う中で、二人は少しずつ成長していくー

これノンフィクションで本人達が書いた本なんです！！

# この本のおもしろポイント

👩🏼‍💻女子高生二人が未経験からギークの世界にハマっていく姿がかっこいい
今まで１行もコードを書いたことのなかった彼女たちが、試行錯誤しながら自分たちだけでJavaScriptでゲームを作り、サイトに掲載。ゲームが世界中で一気に話題になり、シリコンバレーの会社に招待され、ハッカソンや、アプリ開発など、ギークの世界にハマっていく姿は読んでいてめちゃくちゃかっこよかったです！エンジニアなら誰でも夢見るようなサクセスストーリーにも憧れちゃいます！

😂どハマリしてそれが解決できた時のなんとも言えない達成感に共感
コードを書いても思うように動かない（ハマった）状態から、悩んで悩んでやっと成功したときの気持ちにとてつもなく共感して笑っちゃいましたw 以下はソフィーがハマってたコードを修正できた瞬間です。（本文から引用）

両手を空中に伸ばし、椅子を後ろにすっ飛ばし、くるくる周り、ひとりでハイタッチした、大音量の「イエエエエエエエエイ！」が口から出る。(省略)私がこれを実現させた。私が思いついた。私がこのコードを書いた。

😔女性のロールモデルがほとんどいない、男性社会に飛び込んでいく女性の心境
IT業界には女性は多くないと言われていますが、実際に飛び込んでみると周りは全員男性で女性は自分だけという場面が実際に多々あり、ソフィーとアンディも最初はとてもびっくりしたようでした。男女比についてはほとんどのIT業界が認識している問題で、たくさんの人がこの問題を解決しようと動いています。ただ、IT業界に女性が増えるまでは女性は「女性エンジニア」と性別をつけられてカテゴライズされることは避けられないのが事実です。

🩸全世界の謎ルール「生理タブー」に挑戦していく
「生理」はどこかタブーなものとして扱われ、女性にとって生理は恥ずかしいもの、男性にとっては触れてはいけないよくわからないもの、という認識になりがちなのかなと思います。さらに国によっては生理中の女性は汚れているとみなされることもあります。ソフィーとアンディは、人々にこの問題への関心を持ってもらおうと、コードの力で挑んでいくのです。

# 感想

　読んでいてエンジニアとして共感だらけでしたし、「生理タブー」について世に訴えかけていく女子高生二人のパワフルさはとても素敵ですごく勇気をもらいました💪この本を読んだ時「なんて面白い本！友達の女性エンジニアのみんなにおすすめしよう！」と思ったのですが、はっとしました。自分の中で「エンジニアの本だけど、生理についても書かれてあるから男性には勧められない」と無意識のうちに勝手にそう思ってたんです、反省😥彼女たちを見習って、生理タブーやIT業界に女性が少ないことを性別関係なくたくさんの人が認識し、少しでも世の中がよくなるようなことを私もできたらなと思います。

# こんな人におすすめ

・全エンジニア（＆エンジニアを目指してる人）
・エンジニア女子がもっと増えればいいのになと思う人
・「生理」についてあまり知らない、タブーな話題と思っている男性

❤️おわり❤️